衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代行、東京都連幹事長など。

2025年2月2日 外野席「課題山積の今こそ」中村延子

 皆様ご無沙汰しております。約1年半ぶりに外野席に登場となりました。この間、2人目の子どもを昨年3月末に出産し、2人育児と議会、政治活動に奔走する毎日を過ごしてまいりました。4年ぶりの0歳育児はかわいくてかわいくて、毎日癒されると同時に、こちらも4歳年齢を重ねた体力の低下も実感しながら、まったく生体の違う5歳児との共存という中々ハードなタスクに白目をむく毎日です。そんなこんなで、なかなか東京5区から足が遠のいていますが、引き続きよろしくお願い致します。
 さて、物価高騰が止まりません。12月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いて、前年の同じ月より3.0%上昇しました。上昇率が3%台になるのはおととし8月以来1年4ヶ月ぶりとなりました。こうした物価高騰は国民の生活に打撃をあたえており、私自身もスーパーで野菜等を購入する事を躊躇してしまうほどに実感をしています。
 こうした物価高騰は国民生活だけではなく、自治体の行っている事業にも打撃をあたえています。中野区では、1年半前に閉館した中野サンプラザの跡施設を含む「中野駅新北口駅前エリア再整備計画」がストップしてしまう事態に直面しています。昨年7月に、野村不動産を含む施工予定者が事業の施工認可申請を行ったものの、たった2か月後の9月に特定業務代行者である清水建設から工事費の見積もりが900億円増額されたため、2024年度内での事業着手が難しい事が区へ報告され、10月に施工認可申請の取り下げが行われました。3月までには施工予定者から区に対して事業計画の見直し方針が示される予定ですが、先週の区議会に今施工予定者の考えている施設計画変更のイメージが示されました。当初262mもの高層棟1棟に住宅、オフィス、商業施設等が入る予定でしたが、変更後は2棟となり、これまでから大きく変わるものが示されました。この案は、あくまで施工予定者から区に提案されているものであり、区として変更を受け入れる事を決定しているわけではありません。また、完成遅延に伴い、中野サンプラザ・旧区役所の閉鎖管理にかかるお金や、転出補償金で返済予定だった新庁舎建設費にあてた借金の金利にあたる年1億円など、スケジュール遅延に伴う費用負担についても施工予定者に求めていくとのことですが、少なくない財政への影響もあります。こうした状況からも今後も区議会では多くの議論が繰り広げられる事となります。100年に1度と言われていた駅前開発の中核を担う事業がとん挫という状況であり、事業の公平性や公正性を担保しつつ、区民利益のために、しっかりと取り組んでいかなければなりません。
 国会論戦を見ていても、いまだに選択的夫婦別姓に対しては後ろ向きのままです。政治と金の問題は自民党の地方組織にまで及んでいました。また、政府は8月から高額療養費制度の上限を引き上げようとしています。現役世代で病気をした方の中には、長期間高額な治療費をぎりぎりの範囲で毎月支払い続けている方もいらっしゃいます。高額な治療費を払う事が出来ず、命や人生をあきらめるような社会にしてはいけないと強く感じています。こうした課題山積の今こそ、野田代表率いる立憲民主党が先頭に立ち、こうした理不尽を変えていっていただく事を期待しています。
 既に1月が終わりましたが、今年一年が皆様にとって素晴らしい一年となりますことをお祈りいたします。本年もどうぞよろしくお願い致します。

内野席・外野席

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