衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2021年8月6日 外野席「都議選を終えて」磯田久美子

 まもなく終わってから1か月が過ぎようとしていますが、コロナ禍と重なっての7月4日の都議会議員選挙の応援は、区議会議員になって初とも言える試練でした。
 既にご存知の通り、立憲民主党は現職の山口拓都議会議員と、我が区議会会派の幹事長だった風間穣(ゆたか)前区議の2人を世田谷選挙区において擁立しました。ともに48歳。
「男女一人ずつがよかったのにねー」
「ポスターのデザインが同じで区別がつかない」
などなど、無責任かつ妥当な一般のご意見を尻目に、さあ自分はどちらの担当に割り振られるのかとどきどきして待っておりました。
 しかし、得た答えは
「一期生は両方やるんだよ」
メインは地域的に山口陣営となりながら、兼務の選挙活動となりました。
 ええー、恋愛だって、二股かけられたことはあってもかけたことはないのに。まして体力、記憶力の衰えが自覚される昨今、同じ選挙をライバルとして戦う2人の間を行き来しながらミスなく応援することが出来るだろうか?
 救いだったのは、二人の政策の特色がはっきりしていたこと。山口拓さんはコロナ対策やまちづくり、防災が中心。風間さんは子育て、教育政策。前の晩は翌朝応援に行く候補者の政策チラシをざっと見て心の準備をする。舞台でWキャストを演じる俳優はこんな感じなのだろう、日によりジャン・バルジャンになったり、ジャベルになったりしなくてはいけない。
 最初は同じ党である以上、どことなく似通っていたように思えた両者のチラシも徐々にオリジナリティが出てきて、拓さんの「コロナ闘病記」マンガは、医療機関の待合室におけるくらいクオリティの高い制作物でした。風間さんの方は区長との対談記事や、学生時代に始まるプロフィール紹介を掲載。拓さんのマンガチラシは塾帰りに駅で待ち合わせしている親子がよく興味を示してくれましたし、風間さんのほうは「共働き家庭で3人の子育て」が聞こえたのか、スーパー で買い物に行き来する奥様方が積極的に受け取ってくれたことが今も記憶に残っています。
 街頭演説の手伝い以外に、自分が差出人として候補者の選挙はがきを送る、という役割もあります。1-100行目まではこっち、とばっさり切ってしまえば楽なはずなのに、「保育園や小学校のPTA友達は風間さん」「防災や環境問題を手掛けている人へは拓さん」と色分けでマーキングし、推薦の言葉も何パターンか作ってみる。手をかけて作れば作るほど、選挙はがきも受け取る人の心に響くはず…との信念ですが、こればかりは効果測定はできません。
 今となっては笑い話ですが、終盤、
「風間候補は当落線上だ、危ない」
という話が出回って、親切で教えてくれる支援者さんに
「本人の耳に入れないで!」
と厳しく言ったりしました、スミマセン。しかし今回の選挙ほど下馬評が外れたこともなかった。蓋を開けてみれば6位と7位で二人とも当選で、あの時厳しい予測が出たからこそ党も陣営もこれまでの立憲になかったほどのチーム力を発揮し、頑張りきれたのか…。
 当選は心からおめでとうですが、風間さんの居なくなった世田谷区議団の控室は少し寂しい気もします。
 その一方で、他人の選挙を通じていろいろな出会いがあり、親しくお話しできるようになった人も増えました。知り合いが増え、立憲の都議会議員が2人に増えたことを喜んで、様々なことを相談しながら世田谷区政を前に進めていきたいと思います。

内野席・外野席

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