衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2012年2月1日 外野席「風見鶏はFlyAway」中村公太朗

 時はアイドル群雄割拠の時代に突入していますが、今一番のモテ男は誰でしょう?
 キムタク?福山?それともグンちゃん??
 いやいや、間違いなく橋下徹大阪市長でしょう。多くのラブコールに囲まれて、いよいよ国政改革に乗り出しそうな勢いです。
 それはそれとして、この橋下人気を利用しようとする一連の動きには、これまで幾度となく繰り返されてきたこととはいえ、虚しさを覚えるばかりです。
 特に、民主がダメ自民がダメと言われる中で、こうした風に乗って、自分の生活を守るために新しく看板を変える現職議員がいるとしたら、とんでもない話です。
 拙い秘書&議員経験ではありますが、こうした政治における自己保身の文化を色々と垣間見るにつけ、これこそ早急に排除しなければいけない課題だと確信しています。
 もちろん国政だけの問題ではなく、地方議会でも風見鶏は飛び回っています。
 この世田谷においても思い返せば、区長選に出たいがために180度舵を切った都議会議員がいたり、政党支持率が下がり始めるや離党をしたりと、多くのサンプルが検出されました。
 政治家に必要な信念は、自分の損得でブレるものであってはいけません。
 そういった意味で、消費税に対する野田総理の思いは「政治家としての信念」の一文字ではないでしょうか。
 政策に対する良し悪しは置いておいて、その前に議員定数を始めとした改革を取り組めという声は当然として、だって冷静に考えてみてください。
 消費税を上げたって、野田さんには何の得もないですよ。自分の懐が潤うわけでもないし、むしろ選挙を考えたら首を絞めるようなものです。党内の反対派の声を聞いていれば、どちらが自己保身を考えているかは一目瞭然です。
 僕はこうした損得抜きで、いやむしろ損になるにも拘らず信念を貫く政治家こそが必要で、そうありたいと思っています。
 世田谷区も新しい区長に変わって大きな過渡期を迎えています。
 残念ながら駅で立っていても国政への厳しい声がほとんどです。政党に属する一員として真摯に受け止めて手塚・小宮山両代議士に伝えますが、もっと区政へのクレームを頂けないかなぁと感じる毎日です。
 「脱原発」とともに「脱自己保身」の世田谷区議会を目指し、コツコツと信念を貫いて行きたいと思いますので、もう少し区政への注目もお願いいたします。

内野席・外野席

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