衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2007年10月4日 内野席「自民党の絆創膏をはがせ」伊藤悠

 絆創膏大臣の置き土産は事務所経費の公開問題だった。事務所経費の二重計上や架空疑惑で大臣が続々と辞め、遂には1円からの領収書添付にまで議論が発展した。
 さて、国民の皆さんは疑問に思う。なぜ自民党は頑なに1円からの公開に踏み切れないのか? 
 民進党は公開しても大丈夫なのか?
 自民党にはどうしても公開できない理由がある。その理由に選挙戦術が他陣営に伝わることをあげる人もいるが、実際には、どのお祭りに出たか、誰の葬式に出たかは政治家の収支報告書を調べるまでもなく噂でわかるし、わかったところで打つ手はない。冠婚葬祭が他者に知られることで、投票行動に影響を与えると考える政治家がいるならそれこそ国民を馬鹿にした話ではないか。
 また、寄付する側も自分の名前が出るのは困るという人がいる。現行法では年に5万円を超える寄付については寄付者の氏名が公開されている。法には法がもたらす利益、すなわち法益があり、その目指すところは政治家と寄付者の金銭関係を公開することで、政治家の行政に対する不当介入を抑止している。その意味では、寄付者の氏名はいかなる献金においても公開されるべきだ。
 さて、本質議論に入ると、自民党がなぜ1円の公開に抵抗するかだ。その理由は有権者と議員の関係ではなく、議員と議員の関係にあるのではないか。民進党にはなく、自民党にある文化は「氷代ともち代」だ。
 夏の暑さをしのぐ氷代、暮れの年越しに不可欠なもち代。これを派閥の領袖が子分たちに配り続けた自民党政治の伝統的慣習。親がお年玉を配るのと同じくらい当たり前のこととされてきた。ところが、政治家の収支報告書を見ても、派閥の領袖からの氷代、もち代の存在は見えてこない。ある先輩秘書は言う。
「こういうのはたいがい、親分の邸宅に呼ばれて鍋でもつついてる時に、ポンと渡されるもんだよ。こんなときに領収書をどうする、こうするという無粋な親分はいない」
 さて、この金はどこから来たのか?
 配る方もポケットマネーで賄える金額には限界がある。だから入りは関係会社へのパー券の売り上げ、出は子分の議員ということになる。つまり、入りは領収書を出すが、出は領収書が取れない。そこで、事務所の二重、五重計上につながってるんではないか。
 だから私たちは決めている。子分に金をかける政治はやめよう。熱意と愛情で子分の集まる政治にしよう。これは決して出来ないことではない。
 僕らには時間がある。それを証明し、田中角栄氏が創り上げたビジネスモデルを破る民進党型ビジネスモデルを確立しなければいけない。

内野席・外野席

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