戦後のイラクへの人道的復興支援にあたっている、バクダッドの国連現地本部が爆弾テロの攻撃を受け、多くの死傷者が出ました。フセイン政権の残党なのか、混乱に乗じたアルカイダとつながる過激派集団の犯行かはまだわかりませんが、我々が恐れていたことが現実になっていることは確かです。我が国の政府はイラク戦争への支持に続き、自衛隊の派遣まで決めたのはやはり拙速だったと言わざるを得ません。イラクの安定は国際社会にとって重大事であり、自衛隊派遣の先延ばしで当面をしのぐだけでは、とても責任を果たすことにはならないでしょう。12:05