衆議院議員 手塚よしお
都議会1期、衆議院2期。2005年郵政総選挙で落選。真に公正な社会を実現するべく、あきらめずに立ち向かいたい-手塚よしお@充電完了
手塚の独り言手塚コラム
 

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東京5区

民進党

2011年10月4日
No.097 外野席「アサガオの花」
蓮 孝道

 「アサガオが早朝に可憐な花を咲かすには、何が必要か?」
 野田政権誕生前夜の民進党代表選で、野田さんが行った演説の名文句の一つです。あえて必要なものは、夜の闇と冷たさであると続くこの一節にどれほどの人が感動したことか。おそらくあの会場に居合わせた民進党国会議員の幾人かは、この演説で代表選の投票先を決めたことでしょう。
 東日本大震災の被災者が、長引く不況で職を失った人たちが、病床で闘う人たちが。演説を聞いた多くの日本人が今自らの身の上に降りかかった辛苦を夜の闇と冷たさになぞらえて、必ず来る朝と、苦労の分だけきっと自分も美しいアサガオを咲かせるはずだと思ったはずです。かく言う僕も、テレビ中継を視聴したのは、自宅でも事務所でもなく、病院のベッドの上でした。
 腫瘍性の胆管狭窄が発見され、治療のため入院したのがお盆前。結局9月上旬まで続く入院生活の中、僕は2日後に始まる9月の定例議会へ冒頭から出席できず、議員として責任を全うできていない自分への不甲斐無さと、全身が黄疸で真っ黄色になる病状の辛さで身の置き場の無い思いでした。
 この時、テレビから流れる骨太な野田さんの声。黎明の中、咲く機会を待つアサガオと自分の境遇が重なり、思わず涙してしまいました。
 涙でしゃくりあげる姿を看護士さんに見つかったら、病状が悪化したのかと思われ、ドクターを呼ばれては申し訳ないので、昼間から布団を頭までかぶり、枕を濡らしながら演説に聞き入りました。
 忘れないでほしい。首相になられた野田さんに、そして首相を一番身近で支える手塚さんに、忘れないでいてほしい。この演説で野田新政権のどじょう精神に期待した多くの“夜”があることを。
 皆さんも経験があるはずです。明るいところからどんなに目を凝らして見ても、夜の闇は見通せません。逆に暗闇からは明るいところが明々と見えるんです。
 永田町の中からは決して地方の一隅は見えないはずです。朝日を待つのはもちろん復興を期す被災地だけではありません。日本全国いたるところで夜の闇に忍ぶ国民の現場があり、そこへ足を運んでいただきたいと思います。
 民進党政権誕生から3年目。背水の陣で誕生した野田政権ですが、逆境を跳ね除け、日本の夜明けを照らし、可憐なアサガオの花をいっぱいに咲かすどじょうと、どじょうに寄り添う手塚さんの活躍に期待しています。

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