衆議院議員 手塚よしお:立憲民主党 東京都第5区<目黒><世田谷>衆議院選挙 立候補

衆議院議員 手塚よしお
都議会1期、衆議院2期。2005年郵政総選挙で落選。真に公正な社会を実現するべく、あきらめずに立ち向かいたい-手塚よしお@充電完了
手塚の独り言手塚コラム
 

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東京5区

民進党

2012年9月3日
NO.413「蒼穹の昴」山下大典

「この議は、正当なる政治改革の清談でございます。何を恐れることがありましょうや」
 これは手塚が総理に決死の思いで進言した言葉ではありません。19世紀末の中国清朝末期を舞台にした浅田次郎著の歴史小説「蒼穹の昴」の一場面で、古い政治体制による国内の諸問題と諸外国の侵略によって滅びゆく清朝を立て直そうと奔走する、ある政治家の言葉です。
 この物語は、複数の人物の視点が交互に描写され、様々な思惑がぶつかり合った産物として、歴史が紡がれる様子が細密に描かれています。
 自分の周囲の幸せのためだけに生きる者、古い体質の中で周囲に誤解されながらも純粋に国の将来を慮る者、旧態依然とした体制を打破し新体制を構築する大改革に命を懸ける者、自分の利益だけをひたすら追求する者、異国の記者でありながら清朝存亡のため奔走する者など様々ですが、最終的に決して誰かの思いが十分に成し遂げられるわけではありません。幾度かの歴史的分岐点を経て結局清朝は滅んでしまいますが、その様々な立場から語られるこの本は、国を問わず歴史が動く様をリアルに物語っています。
 翻って野田政権では、先日「社会保障と税の一体改革」関連法案が成立しました。政治家としてある意味「禁忌」とされている増税を含んだテーマにもかかわらず、約1年前の代表選の時より野田総理が一貫して主張し続けながら、幾多の政局を乗り越え、遂に8月10日に節目を迎えました。
 今年の元日に移動中の車内にて、
「俺の今年の目標は増税だよ」
と笑いながら冗談交じりに、しかし、どこか壮絶な覚悟を持って手塚が呟いていたのを思い出します。
 昨年末の党内議論を経て政権与党としての素案が決定したのを受け、今年間違いなく一体改革について大きな山場を迎えると予感しつつ、総理側近としての自分の重責を改めて感じながら発した言葉だったのかもしれません。
 その後、閣議決定、法案提出、3党合意、衆院での採決、離党騒動など数え切れない困難の影に、昼夜休日問わず奔走する手塚の姿がありました。そこには、もしかしたら冒頭のような台詞を総理に言った手塚の姿もあったのかもしれません。
 周知の事実である日本が抱える最大の問題から「逃げない」こと、政治改革家として先送りの政治文化を打破し「決断する政治」を貫き通すこと、新しいポスターにも謳っているこのことを胸に刻みながら政治活動を行っていく手塚を、今後も支えていきたいと思います。
 このご時世、日本が滅ぶことを阻止したとまでは言えないまでも、様々な立場の政治的思惑が交錯しながら、間違いなく歴史的分岐点を辿ったであろう昨今の一体改革。「蒼穹の昴」を読みながら、現在の政治状況に重ねてしまいましたが、誰がどの立場かはご想像にお任せします。


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