衆議院議員 手塚よしお:立憲民主党 東京都第5区<目黒><世田谷>衆議院選挙 立候補

衆議院議員 手塚よしお
都議会1期、衆議院2期。2005年郵政総選挙で落選。真に公正な社会を実現するべく、あきらめずに立ち向かいたい-手塚よしお@充電完了
手塚の独り言手塚コラム
 

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東京5区

民進党

2012年2月20日
NO.399「春一番」渡辺智士

「雪が溶けて〜川になって〜流れて行きます♪」
「もうすぐ春ですね〜、ちょっと気取ってみませんか♪」
 これはキャンディーズの往年の名曲の一節。最近では湘南の風の若旦那がカバーし、某不動産会社のテレビCMにも使われ、にわかに注目を集めております。僕が生まれる前にリリースされた曲ながら、耳にする度に春を意識せざるをえない名曲です。
 春といえば、「手塚学校」でも卒業生を送り出すシーズン。今年は学生スタッフの2人が巣立っていきます。鈴鹿くんが念願の新聞社への1年越しの想いを叶え、高橋さんは酒屋の娘であることを活かし大手飲料メーカーへ。彼らは手塚校長の
「君が目指す未来があるなら、そこから今の君を逆算して考えてみなさい。今取るべき道がおのずと見えるはず」
という言葉をそれぞれ捉え、進路を決めて行きます。
 歴代の卒業生には伊藤都議や中村区議、蓮市議のように社会経験を積まずに被選挙権を得るや立候補し、議員になるものもいます。さながら「手塚学校」の教頭といったところでしょうか。この教頭たちに共通しているのは、選挙とお酒が大好きなところ。夜な夜な在校生を集めては、手塚校長の話をしたり、昔の選挙の話をしたり、政治への熱い想いを語ったりと、多岐にわたるテーマで開講されます。そのなかでも、蓮教頭は「手塚LOVE」が強い御方。彼の「秘書日記」や「外野席」を見れば、それは一目瞭然。そんな彼の授業を受ければ、在校生の校長に対する想いが強くなるのは必然で、より一層「手塚学校」の絆が深まっていくのであります。
 そんな蓮教頭と久しぶりに連絡をとったのは去年の春でした。統一地方選挙で無投票再選となり、1年以上がんとの闘病生活を送ってきた彼にとってみれば、余計な体力を使わずに済んで良かったじゃないかと思い電話をかけたところ、こう言いました。
「なべさん、オレ選挙したかったよ。4年間やってきたことをみんなに評価してもらいたかったんだ」
 蓮教頭の愚直な人柄を表す言葉でした。しかし、この時は体調が良くなったら、議会に戻ってまた4年後の選挙を頑張ればいいじゃないかと言い、電話を切りました。
 それから8ヶ月後の昨年12月。何の気なしに、各議員のブログをチェックしていた僕の目に飛び込んできた「再入院しました」の文字。いてもたってもいれず、一路群馬へ。以前よりも痩せ細り、全身に痛みを伴いながらも、毅然とした態度で自分の死生観や政治家としての活動が十分にできない不甲斐なさを語ってくれました。そして、帰り際に一言。
「親方に会いてぇ」
今思えば、蓮教頭からの最後の宿題でした。
 年が明けてすぐに、宿題を果たすべく、手塚校長を車に乗せ、群馬の自宅を訪れました。蓮教頭は手塚校長を見るなり、大きな声を上げ泣きました。手塚校長に遅れて部屋に入ろうとした僕の手は部屋の戸を開けることはできず、隣の部屋ですすり泣く声をひたすらに聞いていました。そこには議員や教頭としてではない一人の生徒の本音があったように思います。
 2月14日。蓮孝道は命の期限を迎えました。彼が命をかけ、病状を公表しながら仕事をすることで伝えたかったことは、「がんはキャリアの終わりではない」ということです。病気を抱えながらでも働き続けられる社会、そんな社会実現を政治家として遂げれなかった蓮の思いを「手塚学校」は引き継いでいきます。


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