衆議院議員 手塚よしお
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2005年5月16日
NO.214 「天国まであと何マイル」 松田哲也

 1日の終わりも近い22時54分、布団に入ってテレビを付けた。6chからミスチルの「To You」が流れ筑紫哲也がこう言った。
「こんばんは。明日から始まる今年のゴールデンウィークは曜日の配列から長期休暇が取り易く、海外・国内旅行者はともに過去最高となりそうです」
1人呟いて笑う。
「…っていうじゃなーい。でも手塚事務所は1日も休みませんからー。ざんねーん。To You に I をつけたら伊藤悠。斬りー」
 翌朝、いつもの様にスーツを着て駅に向かった。ホームには大きな旅行鞄を抱えて着飾った読者モデルの様な女性。電車の中には東北弁訛りのおばあちゃんと孫。晴れやかなその人達の表情に思わずこちらも相好が崩れ心が和む。普段と違う街の空気を吸いながら、普段と同じ事務所に行って仕事に就く。駅頭・挨拶回り・ポスティング。全ては伊藤・関口両区議の夏の決戦後の美酒のため、そして手塚代議士の宿願である政権交代の礎を築くために。
 そんな連休3日目のこと、齢(よわい)四十の私に人生最大のピンチが圧し掛かってきた。ブ〜〜〜ン。朝起きると家に羽アリが大量発生。
「業者に頼むしかないか。ちぇっ。予定外の大出費だな」
事務所に着いてミーティングで一言。
「みなさん。連休中は車の事故が多いから、くれぐれも気をつ付けて下さい」
そう言った私が、事務所を出てものの30分でガシャーン。瞬間、ヒロシのテーマソングが頭の中で流れ、錯乱したのか何故かこう独りごちた。
「ハルモチです。もう金はなかとです」(秘書日記1月24日号参照)
車窓を雨が縫い始めたと思ったら涙だった。蓮舫さんの選挙で1万キロ(日本列島縦断6回分相当)走ったこの車とも今生のお別れか。最近何かと興に乗り過ぎた報いだろう。是非もない。
 そんな私の胸に穿たれた大きな穴を埋め支えてくれたのは、読了したばかりの1冊の本だった。国会議員722人の中でトップクラスの読書量を誇る手塚代議士お薦め蔵書の中の1冊「天国までの百マイル」浅田次郎著。
 倒産して禿げ上がり、抜けた前歯も入れられず妻子に捨てられる。そんな主人公が母の命を救おうと100マイル先の病院に向けてひた走るというストーリー。一気に読んだ。感動に打ち震え涙した。それに比べたら私の境遇などまだ恵まれている。離婚だってしてない。結婚もしてないが。
 こうして、世間のゆるやかな時間とかけ離れたドタバタ連休も明けた。夏の決戦の火蓋が切って落されるまであと1ヶ月余り。競馬に例えれば第4コーナーを周り直線に差し掛かったあたりだろうか。手塚代議士は昨年の参院選直後から、その日のために都連幹事長として連日の候補者発掘&調整に奔走し、練達の舞台廻し役をこなしてきた。いよいよ各馬ムチを入れ、なりふり構わずゴールへとなだれ込んでいく。我々、スタッフも、このままこの「やりまわし」を全速力で駆け抜けていく。手塚代議士が見据えるあの雲の上のステージに向かって。胸に熱い火酒を注いで。


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