衆議院議員 手塚よしお:立憲民主党 東京都第5区<目黒><世田谷>衆議院選挙 立候補

衆議院議員 手塚よしお
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民進党

2003年5月26日
NO.112
「圏外について」 松田哲也

 「踊る大捜査線」の網に掛かった平野春望秘書(3週前の秘書日記参照)を待っていたのは、この世で最もハードな仕事ともいわれる選挙でした。しかも衆院補選、都知事選、区長選、目黒・世田谷区議選の5つの選挙がほぼ同時に。
 まずはスタッフ総動員で告示日当日のポスター貼りです。西は調布市から東は品川区の境まで広がる目黒区300ヶ所と世田谷区900ヶ所の公営掲示板をいくつかのチームに分けて貼っていきます。何でこんな所にと独り言も呟きながら、一通や右折禁止をクリアし、狭路やクランクのその先にある掲示板に1枚1枚漏れなくしかも早く貼っていかなければいけません。ここでのポイントは車の運転(地理)に尽きます。ところが平野秘書はペーパードライバー。広島でトラクターを運転したことはあっても世田谷のあの毛細血管のような道は…。私も少し不安だったのですが、いつもの「大丈夫でーす。任せて下さい!」の一言にGoを出してしまいました。朝8時に事務所を出てから刻々と時間が過ぎていきます。早いチームは昼前に帰ってきました。遅いチームでも午後3時には帰ってきました。平野チームは帰ってきません。予想的中。心配で電話を入れます。
「おーい。大丈夫かー?」
「大丈夫でーす。あと20ヶ所でーす」
「…ダメじゃん。よしっ。これから援軍を出すから待ってろ」
 しかし、これがウラ目に出てしまいました。彼にはもう一つ絶望的に欠けているものがありました。方向感覚です。手塚代議士の運転をいつも担当している中村秘書が救出に向かったのですが、まるで磁石のN極とS極のように待ち合わせ場所を決める度に明後日の方に行ってしまうのです。落ち合うのに3時間。もう外は夕方6時をまわり暗くなってきました。中村秘書は15ヶ所を引き受け夜8時に帰所。平野秘書も同時刻には現場で貼り終わり「これから帰りまーす」しかしそれから1時間経っても帰ってきません。事故でもあったのかとまたまた心配になり電話をしたら「今、調布でーす」触角をなくしたトンボのように平野秘書は246を西へと進み、環8を北へと走り、甲州街道をさらに西へ。目黒の事務所からどんどん離れて、決して越えてはいけない仙川を渡り圏外へ。長渕剛のトンボ♪をみんなで歌って締めました。
 運転に関して高い所からモノを言うつもりはありません。ただ、あまりにも低すぎて高くなってしまうのです(綾乃小路きみまろ調)。しかし、平野秘書はそんな弱点を補うのに余りあるモノを持っています。雨の日でも傘の花が咲いてきれいだなと思えるポジティブシンキング。見かねて地図を買ってあげた翌日に、なぜか車の上に地図を乗せて走りなくしても、また買って貰えると思う調子の良さ。不幸にもポスター貼りで同じチームになってしまった学生スタッフに「楽しかったなー!」と声を掛ける非常識さ。枚挙に暇がありません。
 そんなこんなの平野秘書。いつの日か手塚代議士の運転を任される日が来て、この秘書日記で報告出来たらいいなと思っています。今は夢のまた夢ですが…。失敗は成功のもとといわれます。知力・体力・気力のすべてが試された今回の選挙でしたが、平野秘書以外の全スタッフもぶつかったそれぞれの壁を乗り越える敗者復活戦を新たに始めている手塚事務所の秘書軍団です。


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