今日は国政復帰を果たすことのできた私に課せられて任務について。党では、辻元清美国対委員長のもと、筆頭副委員長に指名されました。国会では、衆院議院運営委員会、通称「議運」の筆頭理事という大役を任されました。こちらは少し説明が必要でしょう。議運は、本会議の運びなどを中心に国会内の日程やルールを最終的に決定する、いわば国会の総司令部であり、かつ与野党攻防の最前線となります。党対党の交渉(国会では会派となりますが)は、各党とも議運と国対が一体となり緊密な連携を取りながら進められ、衆院の公的な委員会である議運で最終的な結論を得るというイメージがわかりやすいかもしれません。野党第1党の理事が、他の野党の意見も汲み上げ、与党第1党(自民党)の筆頭理事と具体的な話し合いをするのが国会の慣例で、これがいわゆる「筆頭間」という交渉現場となります。しかし、策も胆力もなしに漫然と任に当たっていれば、最後は数で押し切られてしまうだけの、本当に厳しい役割なのです。総理の所信表明演説や各党代表質問も終わり、来週からは予算委員会です。難しい局面が続きますが、感謝の気持ちを胸に、精一杯働いて参ります。13:35