都知事選は、小池百合子氏の300万票にも迫る圧勝で幕を閉じました。出馬を決意する段階から、寝てる間以外はずっと傍らで寄り添った鳥越俊太郎さんにとって、大変厳しい結果となってしまいました。刻々と入って来る世論調査の数字では、野党4党の統一候補となり、宇都宮氏が出馬を断念した段階ではトップを走っていました。しかし、最初の週末の調査で小池氏に抜かれ、週刊誌報道があった翌週には増田氏にも差される展開。詳細な敗因分析はこれからですが、一言で表現するなら、76歳という年齢による不確かさだったように感じています。表裏のない実直な人柄と、現場主義を貫いてきた気骨な生き様に私も魅了された、特別な3週間を送りました。昨晩、選挙事務所で敗戦の弁の述べた後、ご自宅にお送りする車中、悔しさからだったのか、「ありがとう」と突然流された涙に、こちらももらい泣き。選挙結果は、時として政治の変化に加速度の加えるものですが、民進党はポスト岡田代表で動き出すことになります。早実が西東京大会のベスト8で敗退し、甲子園への応援はない夏ではありますが、私にとって40代最後の夏休みはおとずれる気配すらありません。10:30