梅雨入りの前の、緑輝く一番いい季節のはずですが、今年は早くも夏が到来してますね。さて国会では、安全保障関連法案の実質審議が始まりました。私自身も国会に議席あった時に審議された、いわゆるPKO法案は3国会 をまたぐ形で成立しましたが、今回は11本の関連法案を、国会を延長し、この夏が終わるまでに成立させようという魂胆のようです。戦後70年の節目に、安倍総理が目論む安保政策の大転換。これは、集団的自衛権の行使を認める、憲法96条が定めた改正手続きを回避した解釈改憲であり、この法案の成立は、なし崩しの解釈改憲を立法府が追認したことになります。昨年の総選挙で意図的に争点化しなかった安保政策ですが、やはりどの世論調査を見ても、およそ国民世論の賛同はありません。しばしば「代案はないのか?」と問われる野党ですが、今回ばかりは、そもそも「今なぜ、解釈改憲が必要なのか?」ということを、安倍総理からしっかり引き出すべきでしょう。熱い論戦の最前線に身を置けない悔しさもありますが、引き続き街頭にて論陣を張って参ります。15:30