今日から3月。毎年同じことを書いている気がしますが、弥生という響きだけで春の到来を期待してしまいます。先週は早々に西川農林相が辞任。その後は、下村文科相、望月環境相など続々と政治とカネの問題が報じられ、予算委員会でも民主党の厳しい追及が展開されています。一方、国民世論に耳を傾ければ、「閣僚のスキャンダルは許しがたいけど、野党も揚げ足取りばかりしてないで…」との声も聞こえてきます。もちろん、予算委員会では中身の濃い政策論争もありますが、メディアはほとんど報じてくれません。その理由は、視聴率が稼げないから。しかし、解散総選挙で一度はふたをされた政治とカネの問題について、再びメディアが競って報じるモードになりつつあります。ここは少々の異論があっても、野党は野党らしく、閣僚の資質を徹底的に追及し、国民の税金が原資となる補助金を受けている団体や企業からの献金を受けるという、典型的な政・官・業の癒着を正すべきでしょう。そんな中、今日は民主党党大会が開かれます。網膜剥離が再発し、入院中の岡田代表は欠席とのことですが、党一丸で再生への姿をアピールしたいものです。春よ来い来い、早く来い。11:20