膠着状態の続いていたイスラム国による邦人人質事件でしたが、今朝未明、最悪の結果となった様子の第一報に接しました。この残虐な暴挙に言葉にできないほどの憤りを感じています。私自身もこの問題が起きて以来、政府がギリギリの交渉をしていることも容易に想像できましたし、無責任な政権批判を控えたいと思っていました。一方、この事件に絡めて、人命第一と言いながら、対イスラム国で自衛隊の後方支援にも言及する矛盾も感じていたことも事実です。戦争の悲惨さや、その犠牲となる子どもたちの様子を懸命に発信し続けてきた後藤氏の死が、安倍総理の更なる右旋回のスイッチに利用されることも、さぞかし無念だろうと思います。改めて、犠牲となった湯川氏、後藤氏のご冥福をお祈りしたいと思います。さて、気づけば今日から2月。先週から通常国会も始まっています。在野からではありますが、厳しい目線で見つめていきたいと思っています。9:30