秋の深まりを実感する季節になりました。この時期、どうしても思い出すのが、2年前の党首討論です。仕えていた野田総理が、乾坤一擲で切った解散カード。突然のことで、たじろぎ、右往左往した安倍さんが、今度は総理の立場で国会会期末に党首討論を求めているとのこと。従来は野党側に要求され、断り切りずに開催されることが多い党首討論ですから、永田町にさざ波が立ってる様子。野田前総理も、昨日の講演で「経験者の立場から、何かあるかも?」と、解散風に警戒感を表したそうです。折しも、閣僚の辞任が続き、先行きに暗雲が漂う中、野党の選挙協力が整う前にということなのでしょうか。大義名分は、消費増税を先送りし、公約に反したので国民の信を問うと。さすがの野党も「いやいや、予定通り増税すべきだ!」とは言いにくいですから、争点もぼやけるはず。気の早い週刊誌も、恒例の当落予測の〇△×を付けはじめましたから、浪人生も「あり得ない」と一笑に付すことはできません。阪神も早大も早実もいいところで負けちゃいましたが、こちらは引き続き常在戦場です。14:15