穏やかなお盆休みで一息ついたのも束の間、国家の主権に関わる問題で韓国や中国との緊張関係が高まっています。李明博韓国大統領の島根県竹島への突然の訪問や、香港活動家の尖閣諸島への不法上陸が相次いだのがきっかけでした。また、中国で大規模なデモが起こるなど両国との間に横たわる歴史的問題の根深さが改めて露呈されています。両国の政治的思惑が見え隠れしないわけではありませんが、こうしたテーマは日本国内でも右バネがきいてしまいがちです。政府として毅然とした対応を取ることは言うまでもありませんが、冷静に未来志向の解決策を見い出だすことを心がけなくてはいけないと思っています。さて、今日は明るい話題も1つ。本日、ロンドン五輪日本選手団のパレードが銀座にて行われましたが、夕方には政府からの感謝状授与式のため、選手団がこぞって総理官邸をやって来られます。五輪での感動的な名場面はまだ記憶に新しいところですが、それぞれの勇姿を間近で拝見できるのはとても嬉しいことです。今日ばかりは、総理補佐官の役得を実感できそうです。ちなみに、日頃は筆不精の野田総理も、7人の金メダリストに直筆のメッセージをしたためお待ちしています。15:30