ここ数年とは少し違う印象で、あれから17回目の1月17日を迎えました。昨年の東日本大震災は、我が国の自然災害における最悪の記録を塗り替えてしまいましたが、あの鮮烈で酷い記憶までが置き換えられるわけではありません。当時、私は都議1期目。実家から独立し、初めて賃貸マンションに引っ越し、まだ家の中が片付いていない中で迎えた冬の日の朝、関西地方からの映像に経験したことにない戦慄を覚えました。仲間と共にボランティアで訪れた神戸の街の惨状は生涯消えることのない記憶として残ることでしょう。その後、見事に復興を遂げた日本人の底力に思いを馳せ、東北の春への取り組みに覚悟を新たにしています。さて、独眼竜の野田総理。一昨日の夜、公邸でぶつけてしまって、目の周辺に青アザを作ってしまい、数日は眼帯生活とのこと。それでも今日はいわゆる「ペン」と呼ばれる新聞各社のインタビューを受けることになっています。私も総理のメディア対応を担当するまでは知らなかった記者クラブとのルールで、先週末にテレビ東京の番組に生出演したこととセットのもの。政局ではなく、日本の将来を見据えた大局に立って聞いて頂ければと思っています。10:45