これから先、すべて日本人の記憶に深く刻まれることになるであろう「3.11」。その後も、長野と静岡でも震度6強の地震が続き、福島の原発が不気味な煙を噴き、被災地ではなかなか救援物資が届かない中で雪に凍え、首都圏では計画停電で不便を忍ぶ日々。あれ以来一切の国会審議をストップし、政府の対応を支援しながら、党対策本部でもありとあらゆる対策を講じて参りましたが、災害対策となる必要最低限の立法措置を取るべく、今日から1週間ぶりに国会での審議が再開しています。来週には一部告示される統一地方選挙の期日を延期する特例法案の審議は、私が与党筆頭理事を務める、倫理選挙特別委員会に付託。まずは委員会一同で黙祷し、私が最初に質疑の口火を切らせて頂きました。選挙を2〜6ヵ月の範囲で延期するものですが、その対象範囲は政令で総務大臣が定めることとなっています。被災地の実情をしっかり調査し、候補者でも、選挙管理者でもなく、被災地の有権者の権利がしっかり担保されるような措置となるよう片山総務相に質しました。特例法案は全会一致で可決され、午後の衆院本会議で上程され、明日参院で成立する見込みとなっています。11:00