後任の外相に、私と2000年初当選同期の松本剛明氏が就任することに。何年も前、共に初めて天皇誕生日の祝宴に招かれ、着て行くモーニングの持ち合わせがなく、一緒に貸衣装に頼ったことを思い出しました。急な就任になった今日、認証式での衣装は大丈夫かなと、余計な心配をしてしまいました(笑)。あまり知られていませんが、松本氏は伊藤博文のやしゃ孫で、ご健在の父上も防衛庁長官を務めた、民主党の若手では数少ないサラブレッド。山積する外交課題への継続性を重視されて、副大臣からの昇格人事ですが、持ち前の強い責任感で難局を乗り切ってもらいたいと思っています。それにしても、前原氏の辞任は後味が良くありません。参院での多数を背景に問責決議をちらつかせ、何でもかんでも政争の道具にして、党利党略ばかりを目的化してしまうことは、国民にとってどんなプラスがあるのでしょうか。厳しい政治の現実を謙虚に受け止めつつ、正義を見極め、解散でも総辞職でもない解決方法を見出だしていかなくてはなりません。15:00