第177通常国会が昨日召集されました。会期は6月22日までの150日間。まずは菅直人総理の施政方針演説をはじめ、外交、財政、経済などの政府4演説が行われました。その中で総理が自ら強調したのは「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理を正す政治」の3つの政治理念。具体的には、税制と社会保障の一体改革と、環太平洋パートナーシップ(TPP)への交渉参加問題を政権の最重要課題として、野党に対しても「熟議」を求めました。ただ、国会対策の現場では、政権与党の最大の役割として、来年度予算の年度内成立が命題となることはいうまでもありません。明日と明後日には各党の代表質問が衆参両院で行われることまでは与野党で合意されていますが、予算委員会の審議入りについては不透明なまま。当分、現場でコツコツと頑張るのみです。12:25