菅第2次改造内閣が発足しました。参院で問責決議を受けた閣僚を交代させるのは、憲法論からしてもいかがなものかと思いますが、野党に審議拒否の口実を与えず、建設的な国会論戦をという総理の総合的な判断を支持したいと思います。不幸にも国交大臣を退任した馬淵澄夫氏は、会見で「I will be back」と。雰囲気も仕事ぶりもこの言葉が良く似合います。与謝野馨氏を経済財政担当大臣に一本釣りした以外はマイナーチェンジのように映りますが、78歳の藤井裕久官房副長官という人事が今回の胆だと思っています。内閣の要となる官房長官には46歳の枝野幸男氏が史上最年少で就任。これまで仙谷由人長官が一手に引き受けてきた各省庁との調整を、誰よりも役所と役人をよく知る藤井氏がフォローして下さるはずで、年齢差ばかりが目立ちますが、最強の官邸コンビでしょう。通常国会の召集も24日と決定しました。私の役回りについては、官邸と岡田克也幹事長と新任の安住淳国対委員長との間で調整という名の綱引きがある様子。決して一兵卒という立場ではないはずですから、これまで以上に大汗をかいて参ります。12:30