23名の公認候補を擁立したものの、現有の6議席しか確保できずに惨敗した茨城県議選。あるいは、メディア各社の世論調査における菅内閣の支持率続落など、民主党にとって耳の痛い話ばかりで新しい週がスタート。こうした負の連鎖を断ち切るべく、岡田克也幹事長は、昨日の党役員会で小沢一郎氏の国会招致問題についての一任を取り付けることに成功しました。口の悪いメディアからは「小沢氏の件だけで支持率が下落しているわけではない」と指摘されますが、それぞれが虚心に国民世論に耳を傾け、目の前の立ちはだかる難題の解決に全力を尽くすほかに術はありません。党内には岡田幹事長の方針に異論を唱える方々もいて、党が明日にも分裂するようなことも囁かれていますが、決して平坦ではなかった政権交代までの道程を共に歩んできた面々の集合体ですから、そんな無責任な展開には絶対なりませんので、心配はご無用です。ただ、党内政局の根がいつまでも小沢氏基軸ということについては、そろそろ皆で卒業したいものです。この冬の北風はやけに冷たく感じます。17:50