柳田法相が辞任。補正予算の速やかな成立をはかりたい菅総理の意向を受けた形ですから、事実上の更迭でしょう。打撃を受けた菅政権。明日にも補正予算の成立を期していましたが、それも難しい政局となってきました。ところで、私の国会内の役割に、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会、通称・倫選特の筆頭理事があります。この委員会の運営に責任を持つ立場ですが、今国会でも、倫選特に来春の統一自治体選挙の期日を4月10日と24日に統一する法案が付託されています。4年に1度のお約束で、この法案に過去反対した党派は皆無です。しかし、法案の審議入りがなかなか容易ではないのです。まず、答弁する総務大臣が予算や総務などの常任委員会に優先的に取られてしまっている物理的な点。さらに、政治倫理に絡め、法案審議の前に小沢氏云々と野党理事が口を揃えます。私も同感ですと相槌を打っていては与党筆頭の責任を果たせませんから、何かと苦労するわけです。会期末が迫る中、今週中には法案の審議と採決の見通しが立ったところでしたので、再び頭痛の予感です。与党はつらいよ。そうそう、本音ポロリには気をつけなくちゃいけませんでした(笑)。14:00