苦虫を噛み潰したような岡田克也外相。岡田さんのこんな表情をこれまでも何度か見た経験があります。首相がコロコロ変わるべきではない。国際的に日本の顔である外相もしかり。私の知る限り、次世代の日本のリーダーという自覚を持って、総理になる準備を最も重ねてきた人物だと断言できます。昨日、民主党の幹事長就任を要請され、険しい表情ながら「天命でしょう」と。初めて党内の選挙で苦杯を舐めた小沢一郎氏とその陣営との軋轢。さらには衆・参国会のねじれ。まさに内憂外患で、政権党にとってこれ以上ない難しい運営が予測される中、幹事長の任に当たれるのは自分しかいないとの自負も、岡田さんの表情から読み取れました。自らを補佐する幹事長代理に枝野幸男現幹事長を指名。政界の常識でもあり得ない人事ですが、きっと枝野さん自身も意気に感じているはず。最強の布陣で荒波に臨んでいくことになりました。そして今日、菅総理は内閣改造を行い、新たな布陣で再出発。私自身はどんな役割を求められるか皆目見当もつきませんが、野田佳彦、蓮舫両大臣の再任のお祝いはできそうです。7:05