地球の裏側から戻ってきた浦島太郎が感じている国民世論の傾向は、まず、民主党の代表選はあった方が望ましく、菅総理もこの機会に政権の方向性をしっかり示すべき。次に、大きな期待があるわけではないが、たった3ヵ月で総理の顔を変えるべきではない。さらに、参院選の結果による国会のねじれ、厳しい経済情勢からも、昨年のマニフェストの微修正は当然。こんなところでしょう。この世論を全面的に否定することになる小沢一郎氏の出馬。挙党態勢の確立を菅総理側が拒んだとか、厳しいねじれ国会は小沢氏の剛腕でないと乗り切れないなどと、およそ科学的ではない小沢待望論を主張する面々もいます。ただ、国民の側からすれば、世論と大きく乖離した党内の権力闘争に辟易といったところでしょう。その空気は私も理解しているつもりです。ただ、この四半世紀の長きに渡って、与党であっても野党であっても、ずっとこの国の政局の中心に座り続けてモンスター政治家の最終闘争だとすれば、受けて立つ菅総理だけでなくとも、その歴史的な使命を感じることも確かです。私も菅選対の実務責任者の1人として、大いに奮闘する所存です。時差ボケ続行中。5:30