南アフリカへの長時間のフライト。トランジットや時差もあって、日付の感覚がおかしくなっていますが、まずはヨハネスブルグに到着。こちらは冬から春に向かう季節で、雲一つない晴天のもと、日中は気温も20度ぐらいあり、とても爽快です。大使館の案内でアパルトヘイト時代からの黒人居住区(SOWETO)で、マンデラ元大統領が住んでいたマンデラハウスを訪問しました。今回の視察団は、アパルトヘイトの撤廃で民主化が進んだ南アの上院・下院議会との交流が最大の任務で、滞在2日目には議会のあるケープタウンへ飛行機で移動。日本と南アの国会議員同士の公式な交流は初めてとのことで、とても歓迎して頂きました。南アの国会議員は、ずっと人種隔離政策と戦ってきた、亡命や投獄の経験もある革命家も多く含まれているようで迫力が違いました。滞在して感じた南ア印象は、サッカーのW杯開催の記憶も新しいところですが、アフリカ最大の資源と経済力を背景とした先進国の顔と、若年層の失業と貧困から犯罪が横行する途上国の顔を持ち合わせていると感じました。南ア滞在記、今日はこのあたりで。14:20(現地)