今となってはだいぶ前のことのように感じる、鳩山総理の退陣表明。抱きつき心中ともいわれる小沢幹事長とのダブル辞任。支持率がここまで下落し、社民党の政権離脱で国会運営も行き詰まっていましたから、残念ながらやむを得ない決断だったと思います。政権与党の一員として、大きなご期待を頂いた皆様に心からお詫びを申し上げます。ただ、立ち止まることが許されるわけでもなく、たった2日後に設定された党代表選挙。つまずきの原因だった政治とカネの問題からきれいさっぱり脱却し、民主党が初心を取り戻すための大きな戦いでした。私の判断は迷わず菅直人候補。新鮮味がないと揶揄されますが、事実上内閣総理大臣を選ぶ選挙ですし、二度と同じ過ちを繰り返すわけにはいきません。私が敬愛する野田佳彦氏をはじめ、岡田克也氏、前原誠司氏などのクリーンな次世代が束になって支える環境も整いました。必ず勝利し、再びご期待を頂ける体制を作れると確信しています。私が参加した民主党代表選挙は過去5回。応援した候補は全敗していますが、今度ばかりは確かな手応えを感じています。おやすみなさい。2:10