参院の予算委員会に3人もの閣僚が遅刻した件が大きく報じられました。日頃は9時開会となる委員会もこの日は10分早いスタート。大臣の日程となれば、朝に自宅を出てから夜自宅に戻るまで、少なくとも1日20件ぐらいの日程が入っているはずで、それらを本人がすべて把握できるわけもなく、前日の夜に手渡されたであろう日程表と、傍で仕える秘書官の導きを頼りに行動することになります。今回の件は秘書官の作成した日程表が誤っていたことが原因だと断言できます。肩を持って擁護することが本意ではありませんが、殺人的といってもいい公務を猛烈にかつ誠実に行ってきた3人の閣僚が、役所から配置された秘書官のせいにするわけにもいかず、内情を知る立場からすれば、同情したくもなるわけです。ただ、こんなことでも、参院軽視だとか、たるんでるといった批判を招いてしまうこと自体、政権党の重責と現在の逆風を実感させられます。今日は一気に暖かくなりそうですね。9:20