新春恒例の各種新年会が始まる中、昨日は夕方から政界関係者からの電話がなり止まない状態に。藤井裕久財務大臣の突然の辞意。年末最後の閣議にも検査入院中の病院から駆け付けたとのことでしたから、77歳という高齢を考えると、うーん、苦渋の決断をされたということなんでしょうか。東大野球部のキャッチャー出身という経歴はあまり知れられていませんが、大蔵省出身で政界随一の財政通、そのお人柄も含め誰もが新政権の財務大臣は藤井先生しかいないと考える中での就任でした。マニフェストを実現するための最初の予算編成。大きく税収が落ち込む中でも赤字国債発行を約44兆円に抑えるという命題。政治主導での予算編成の過酷さは、げっそりと痩せた野田佳彦副大臣の後ろ姿を見ていても伝わってきていました。私は藤井先生が何度も「野田くんには必ず日本のリーダーになってもらいたい」といお話を傍らで聞かせて頂いてきました。どんな立場となっても、野田副大臣の役割は一層重責になります。艱難汝を玉にす。もっと痩せちゃう? 10:00