午後1時からの衆院本会議で国会が解散されました。4年前に議場で「万歳!」をした瞬間を思い出しましたが、やはりこの長かった4年の日々の一瞬一瞬が胸に去来します。都議選以降、自民党内の権力闘争を嘲笑うように、週刊誌が総選挙の獲得議席予測し、新聞が驚愕の支持率を報じ、もはや政権前夜の様相といってもいいでしょう。ただ私は、決して楽観主義は許されないと思っています。まず、移ろいでバランス感覚に富んだ世論の揺り戻しも多少はあるはずです。何よりも、長期政権と寄り添いながら既得権益を守ってきた天下り先や、特定の利権集団が血眼になって最後の抵抗をはかってくることうけあいです。政権交代に抵抗する勢力に抵抗する方法はたった一つ。まず我々が謙虚になって、新しい政権を切望する国民と一体になるしかありません。感謝の気持ちを胸に刻み、政治的一大事業の結実の一翼を担う覚悟です。13:10