衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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2009年6月10日

日本郵政の西川善文社長の再任をめぐって、許認可権を持つ鳩山邦夫総務相が異義申し立て。民主党代表の実弟になる御仁は、今でこそ麻生総理の盟友で、いわば内閣の顔ですが、1996年の旧民主党結党の立役者でもあり、当時は党副代表兼都連会長。民主党に参画し、都議から国政に挑戦した私にとっては、ことのほか目にかけて頂いた恩人に当たります。一見その体形から豪放磊落に見えますが、意外と繊細で緻密な政治家です。だから今回の件は、世論の動向も見込んだ上での確信犯的行動だと私は見ています。自民党内やメディアの論調、国民世論まで二分されていますから、麻生総理にとっては頭の痛いところでしょう。西川社長更迭か鳩山大臣罷免か、政策とは違って足して2で割ることのできないのが人事です。麻生総理にとって無傷の解決策はたった一つ。そう、国会解散。いかがでしょう? 11:35

2009年6月8日

サッカーの日本代表はアジア地区予選を勝ち抜き、来年南アフリカで開催されるW杯出場を決めました。日頃はあまりサッカーを見ない私ですが、一昨日の夜はにわかサポーターに変身。それにしても、選手の移り変わりが激しく、4年に1度の関心ではとても覚えられません(笑)。さて、4年に1度といえば、来月3日に告示、12日投票の都議選が目前に迫って来ました。私の政界デビューも1993年の都議選で、あれから数えて5回目となります。ただ、今回ほど衆院選の日程と関連して都議選が報じられたことはありませんでした。いつも投票率が鍵を握り、低いと40%、高くても50%程度。新銀行東京の問題をはじめ、豊洲への市場移転、オリンピック招致など争点も多々ありますが、やはり総選挙の前哨戦の意味合いが大きく、国政より遥かに長い歴史を誇る、自・公与党体制過半数割れを導けるかに注目が集まります。詳細はあらためて。11:20

2009年6月6日

梅雨入りを思わせる鬱陶しい天候の中、不愉快な話題で恐縮ですが、総選挙の争点になるであろう天下りの実態についてです。中央省庁が所管する公益法人で、同一省庁のOBが現在まで5代以上連続して就いている「天下り指定席」の幹部ポストが、実に338団体、422ポストに上ることが判明しました。これは民主党が強く求め、ようやく総務省が提出した数字で、あらためて官僚天国の実態が浮き彫りとなりました。「適材適所」との四字熟語に丸め込まれ、天下りを容認してきたこれまでの政権の責任は重大です。「仮に政権を取っても、官僚バッシングだけでは官僚をコントロールできない」と麻生総理は言い切りましたが、これこそ「上から目線」の典型。霞が関ではなく納税者の側に立って、日本特有の天下りを根絶しようというのが民主党の揺るぎない立場です。12:20

2009年6月4日

長距離ミサイルの発射や核実験など、このところ何かと物騒な北朝鮮で、金正日総書記が三男の正雲氏を後継指名したと、メディアが一斉に報じています。21世紀になって、国家の政治権力が「世襲」されること自体にわかに信じ難いところですが、正雲氏の最新の顔写真もなく、その実像はベールに包まれたまま。ここは慎重に事態を見守るほかになさそうです。「世襲」といえば日本でも自民党の十八番。民主党の世襲候補の立候補制限の取り組みを真似しようとの動きがありましたが、さすが世襲議員の殿堂、あっさり次期総選挙からの導入を見送る方針とのこと。これで話題の小泉進次郎氏も晴れて自民党公認決定。こちらは北朝鮮の金王朝三代目を超える小泉家の四代目代議士の道。歌舞伎役者さながらの世襲ですから、いっそ「小泉純一郎」を襲名しちゃったらどうでしょう? 冗談でも言いたくなる浪人生活もそろそろお腹一杯です。7:40

2009年6月2日

国会の会期延長問題は来月28日までの55日間で決着。相変わらず肚が決まらず、法で許容される任期満了までギリギリ引き延ばそうとする、まさに断末魔の延命策にしか映りません。一方民主党は昨日、企業・団体による政治献金とパーティ券購入を公布から3年後に全面禁止とすることを柱とした政治資金規制法改正案を国会に提出。主な内容は、全廃までの3年間は1件1億円の公共事業受注企業からの献金を即時禁止。個人献金への移行に向け5万円までの全額を税額控除。さらには、世襲候補の政治資金「相続」を制限することも盛り込まれています。先週の党首討論で、「国民の一番の関心事は西松問題」と雄弁に語った麻生総理率いる自民党の皆さんは賛同できるんでしょうか? 自民党が反対し、仮に廃案となっても、次の総選挙のマニフェストに明記し、政権交代後に着実に実行することをお約束したいと思います。12:25

2009年6月1日

雨が降ったり止んだりと、すでに梅雨入りしてしまったような週末が明け、今日から6月。思い出すのは4年前のこと。民主党東京都連の幹事長として7月の都議選の陣頭指揮を取り、大躍進に貢献できたと思えば、2ヵ月後の9月には郵政選挙で自身が落選。私の記憶が正しければ、あのひどく暑かった、忘れ得ぬ夏に始まったのがクールビズ。今年で5回目を数えるわけですから、ごくごく自然体でネクタイを外させて頂きます。この季節の駅頭演説などを考えると、かなり助かるビジネススタイルで、地球温暖化防止と省エネルギー対策にも思いを致しながら実践あるのみです。明日で衆院の任期満了までちょうど100日。麻生総理の解散戦略と直結する会期延長の幅は、今日にも決着する模様ですが、こちらとしては浪人生活の集大成となる3ヵ月を全力で駆け抜けるのみです。5:30

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