民主党が次期総選挙で示すマニフェスト(政権公約)の作成が急ピッチで進んでいます。ただ、これまで画期的な提案をする度に「財源はどうする?」と自民党や一部のメディアに聞かれることもしばしばでした。そこで、今回のマニフェストを作成するにあたっての基本的な財源の拠り所を説明しておきたいと思います。小沢一郎代表は「劇的な予算の組み換え」という言い方をしていますが、一般的知られるこの国の国家予算は約80兆円。しかし、これまで霞が関の隠れ蓑とされてきた特別会計も存在し、一般会計と合わせ、重複する部分を除いた純計額は約212兆円にもなるのです。この約1割の22兆円を4年以内に3段階で捻出し、政策を実現しようとの考え方が基本となります。ご理解頂けますでしょうか? 財源確保については、また明日言及したいと思います。11:00