昨年は岸信介元首相の孫が、今年は福田赳夫元首相の息子が政権を投げ出し、昨日、吉田茂元首相の孫が新政権を発足させました。主な閣僚には、中曽根康弘元首相の息子が外相、鳩山一郎元首相の孫が総務相。目玉は最年少34歳の小渕恵三元首相の娘が少子化担当相に。戦後のほぼすべての期間で政権を担当してきた自民党の最後の内閣にふさわしい「華麗なる内閣」の誕生。新総理が大好きだという漫画のような内閣が、国民の日々の営み、生活の悩み、将来に対する不安などを理解できるとはとても思えません。「政権は投げ出せても、国民生活は投げ出せない」との思いがあらためて募る秋。決戦はどうやら11月2日になりそうだとのこと。投票率があまり上がってもらっては困るようで、3連休の中日が投票日になるようです。10:30