昨日の続きで、政治アナリストの伊藤惇夫氏が考える今年の年末総選挙のシナリオについて。ポイントはズバリ消費税。財務省はもとより政府・与党も2009年の消費税率アップを目論んでいて、そのためには来年の通常国会で政治日程に乗せなくてはなりません。ちなみに衆院の任期満了が2009年の9月。過去の選挙を振り返っても、増税直後の選挙は与党に厳しい結果が出ていることもあり、今年の年末に総選挙をやってしまうことで、その後4年のフリーハンドを得ようとの考え方。仮に総選挙で負けて50議席程度減らしたとしても、まだ単独過半数も持つ自民党だからとの話は説得力がありました。総選挙で復帰を期す私にとっては、思い描いていたより早い時期との仮説になりますが、そこは一寸先は闇と心得て、常在戦場で臨みたいと思っています。6:30