衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2014年5月7日「GWの過ごし方~2014」渡辺智士

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 GWは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
 私は、自分の体格のせいからか、人混みが大嫌いなことに加え、夫婦揃って東京生まれということもあり、帰省という言葉にも縁が無く、GWやお盆といえばここへ行くという定番がありません。
 そんな我が家がここ数年定番としているお出かけが、神奈川の葉山で磯遊び。湘南に近いながらも、江の島や鎌倉に観光客はとられ、適度な空き具合。今年は近所の釣具店で購入した竿を手に釣りもチャレンジしてみようかと意気込んでみました。
 しかし、今年は大混雑。
「なぜだ?」
テレビのニュースではよく成田空港での映像を流し、国民のほとんどが連休には海外旅行に行っているかと錯覚すような報道がされています。が、実はそんなことないんですねえ。そもそも、消費増税と円安のダブルパンチの中で海外行ける人なんて、一握りに決まっているだろ。そのくらいメディアも分からないと。まあ、実際のところは、メディアもその実情はわかってはいるんでしょうが、ちゃんと政府にプラスの報道をしないといけない事情があるのでしょう(笑)。それにしても、「アベノミクスで景気回復」なんて言葉は、この大混雑の磯ではむなしく響きます。
 そんなGWは、当然国会議員にもやってきます。報道によれば、今年は140人以上の政府関係議員が外遊するとのこと。閣僚に限ってみれば、18閣僚中15人が海外へ。昨年は11人が外遊し、多すぎだと批判されたのに今年はさらに増員。空いた口がふさがらないとはまさにこのことで、危機管理なんてものはどこ吹く風なのでしょう。今夏にも行われると噂される内閣改造になぞらえ、「閣僚の卒業旅行」と揶揄されても仕方がありません。
 そもそも、そんなに外国に行きたいなら、自分たちの行動のせいで、外交関係を悪化させている中国に、ひとりでも閣僚を派遣して「丁寧な説明」をしにいけばいいじゃないかと思うのは、私だけではないはず。しかし残念ながら、この機に改善をと行動に移す閣僚は今の政府にはいらっしゃらないようです。今後の日中関係もお先真っ暗と感じざるを得ません。
 安倍さんに限ってみれば、TPPもまともに妥結しないで、実りの少ない日米首脳会談を終え、海外へ。ロンドンのシティで日本の今後の輸出産業の軸は武器と原発であるかのような発言。アベノミクスの主要な成長戦略がこれじゃあ日本経済も危ういですね。今は米国の経済が持ち直してきているから、たまたま株価は安定してますが、このままいけばさらなる金融緩和をしなければなりません。そこで今度はGPIF改革をするという名目で国民の年金積立の運用先を国外から国内へシフトするとの報道。年金で株価を吊り上げて、本当に国民のためになるのでしょうか? 一体、この国はいつまで、この人の好き勝手にされるのであろうと思うと憂鬱になります。こんな政治の実情をお伝えするため、また党の反転攻勢につなげるため、また今日から個別訪問に行ってきます! 

秘書日記

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