衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2011年8月17日「投手と野手」渡辺智士

 例年、春と夏の秘書日記の書き出しの恒例となった高校野球ネタ。決して、政治の話や仕事の話をするつもりがないわけではないんですが、まずはわたしの注目校を3校ほど紹介させて頂きます。
 最近の高校生の身体能力の高さには目を見張るものがあります。その中でも、驚かされたのが身長193㎝の長身から伸びのあるストレートと多彩な変化球を武器とする香川のランディ・ジョンソンこと英明高校の松本くん。まだまだ、高校名は全国区ではありませんが、間違いなくわたしの大本命です。
 また、体格といい、顔つきといい、他人とは思えない、山陰のジャイアンこと白根くん率いる島根の開星高校にも頑張ってもらいたいところです。
 最後に挙げるのは、プロ注目の歳内くん率いる福島の聖光学院。去年の夏は準々決勝で優勝した興南相手に涙を飲みましたが、今年は何といっても大震災、原発被害の故郷に深紅の錦を飾ってもらいたいところです。
 このように書いていると、やはり投手がいい高校は強いように思えます。一方、党首の人気がないからなのか、イマイチなのが菅政権。地元では手塚の新しいポスターができ、地域を歩きながら、貼らせて頂けるお宅を探していても、党に対する厳しい声を多数頂戴いたします。正直、こういったご意見は秘書でも心が折れそうになる時があるのですから、学生スタッフには相当しんどい業務でしょう。ただ、こういう逆風の時だからこそ、政治に対する説明責任が必要とされている時だからこそ、敢えて積極的に地域に出て、地域の皆さんの声を聞き、手塚に伝達し、政治活動に反映させる。わたしの前職の業界では『クレームこそ宝だ』という考え方が一般的で、この考え方は決して政治の世界に当てはまらないものではないと思います。少なくとも、そういった現場の肌感覚に優れ、自分の考え方をしっかりと持った政治家が一国のリーダーとして求められているのは事実だと思います。
 一国のリーダーと言えば、いつからか永田町では、政治家の名前の一文字をとって奇妙な呼び方をする傾向があります。例えば、大平正芳と田中角栄で「大角」、田中角栄と福田赳夫で「角福」。ちょっと長いものであれば、自民党の総裁候補を「麻垣康三」なんて呼ぶものもありました。
 民進党でいえば「鳩菅」、「小鳩」といった、つい最近までマスコミを賑わせていたものもあります。通称の各人の関係はさておき、いずれにしても時の政治の中心にいた方々を略して呼ぶ傾向が強いようです。
 では、総理が辞任を明確にしている今後はどういった通称がでてくるのでしょうか。様々な呼び名がマスコミを騒がせるとは思いますが、わたしは「野手」だと確信しています。「手」はもちろん手塚の「手」。「野」は…、このページをご覧の方でしたら、察しがつきますでしょうか。
 手塚曰く
「高校野球は春は投手、夏は打線(野手)がいいところが強い」
とのこと。春はまだチームが発展途上のため、個人の力、つまりいい投手のいるチームが強く、暑い夏はとても個人の力だけでは勝ち抜けず、打線(野手)を含めた総合力がものを言うようです。
 もう、8月も折り返し地点。今年の夏の終盤はどちらも負けられない熱戦が繰り広げられる、甲子園からも永田町からも「野手」から目が離せないことと思います。ご注目下さい。

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