衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2010年3月1日「卒業日記Ⅱ」伊藤紅香

 こんにちは。前回、最後の秘書日記に登場した鈴木彩里と同じく、この3月で大学と事務所を卒業する、伊藤紅香です。
 私が手塚よしお事務所にお世話になり始めたのは2008年春からで、まだ事務所が五本木にあった頃のことでした。五本木は私が通っていた高校に近く、学芸大学地域に多少なりとも思い入れがあったため、インターンを始めようと思ったきっかけの一つでした。
 当時の事務所は、駒沢通りに面しているということもあってか、道行く人たちが気軽に立ち寄ることの出来る空間でした。事務所を訪ねてくださる人たちの話題は政治関係ばかりとは限らず、道案内を頼まれたり、時には
「水一杯もらえる?」
などと声をかけられたり、トイレを借りに来たり、驚くこともありましたが、それほど地域に馴染んでいる事務所でした。近所にも馴染みの飲食店や商店が多く、私たち学生スタッフがお使いに行くと、
「いつもありがとうね!」
などと声をかけて頂き、色々な意味で政治家と街とのつながりを強く実感できた日々でした。
 事務所が青葉台に移転してからも、住宅街という立地上、以前に比べれば人の出入りは減ったものの、変わらず多くの方たちに、文字通り「生の声」を聞かせて頂いています。
 そんな新事務所は、五本木時代よりも広くなったので、様々な作業がしやすくなりました。ポスターの裏張りや事務処理なども、それぞれの部屋に分かれて行うことが出来ます。以前と違って、クーラーが壊れたりしている部屋もありません。そのため作業効率は大変良いのですが、人が少ない時には「部屋に一人きりで作業」ということもあり、少々寂しくもあります。五本木のように常に人口密度が高くて、
「もうすぐお客さん来るから、作業するなら他でやって!」
なんて声が飛び交っていた頃が、少々懐かしくもあります。
 しかし、このように少々落ち着きのある青葉台事務所にも、一段とにぎやかになる瞬間があります。それはランチタイム。新事務所のすぐ近くには商店がないので、ランチを買いに行くのにはちょっとした心の準備が要ります。そのため、近頃はお弁当持参or自炊ブームが到来しているのですが、自炊の時には、大鍋で大量のパスタをゆでながら、隣のフライパンでソースを作って、そのまた隣でお茶を淹れる、なんていう光景も…。ほぼ「給食」状態ですね。実家ではあまり料理をしない私ですが、ここでは調理法に合わせた野菜の切り方や、ちょっとした下ごしらえの裏ワザまで学ばせてもらっています。もういつでもお嫁に行けるかも知れません。
 この2年間を振り返ってみると、炎天下の中、ポスティングに向かったりして辛いと感じることもありましたが、本当に楽しく、刺激的な時間を過ごすことが出来ました。学生時代にこのような場所に身を置くことが出来て、本当に良かったと思います。みなさんお世話になりました&ありがとうございました!
 私もあと1ヵ月ほどで社会人の仲間入りを果たすことになりますが、この事務所での経験を生かして、頑張っていこうと思います。またいつでも呼んでください。

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