衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2007年3月12日「行ってきます-インターン日記1」 國府田貴裕

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 今冬の平均気温が58年前と並び、過去最高の暖冬を記録する中、手塚事務所内は温暖化の影響かいざ知らず、毎日熱戦が繰り広げられています。4月22日に行われる統一地方選挙に向けて熱い決意を胸にたぎらせている者と、それを熱い視線で見守りながらも冷静を装う秘書さんたち。決戦は金曜日ならぬ日曜日なのである。
 朝7時45分。眠い目をこすり、重たい体に鞭を打ち、これから始まる長い1日のスタートを告げるゴングが鳴り響く。
「おはようございます!」
行き交う通勤客の手に1枚1枚丁寧にビラを配り続ける。しかし、この惑星の通勤ラッシュは厳しい。ここで立ち止まる余裕などあるわけない。目線はすでに自身の向かう会社の方へ。そこへ、ひょっこり私とこんにちは。朝陽に照らされ眩いばかりの白い歯で最高の笑顔を見せる。ほうらビラは自然と彼の手の中に。
 申し遅れましたが、この春休みにインターンをさせていただいてる慶應義塾大学商学部2年國府田貴裕と申します。
 最初はホストが店のチラシを配っているようだと笑われましたが、次第にビラの持ち方、相手に合わせた差し出す位置、どういう態度だったら自分がもらいたいと思うか、1時間という短い制限の中で最大限の効用を満たすべく、反省と模索を繰り返しながら駅に立たせて頂いています。
 人とは違う何かを経験して自分の視野を広げたい。人との出会いを通じて自分を成長させる糧にしていきたい。それが今回インターンをさせていただいてる動機です。  
「勝つまでやれば負けることはない」
 私の根底にあった勝負に関する価値観を大きく揺るがす親方こと手塚の一言です。
「勝てない勝負はしない」
これが私の人生の鉄則でした。勿論、高ければ高い壁の方が登った時に気持ちいいのかもしれません。しかし、これを登りきることが出来なかった時の恐怖が先に私を襲うのです。以前の私はそういう自分自身のプライドが傷つくのを恐れる人間だったのです。だからこそ、この一言には腫れ物を触るようにいつも避けてきた私の心の深い部分をガツーンと強く打ち付けられた気分でした。この出会いが後の私の原点となることは想像に尽くしがたくはありません。
 「行ってきます」「行ってらっしゃい」。止め処ない時間の中で幾度となく繰り返されるもの。行ってきますと言うことはまた帰ってくるということで、行ってらっしゃいと言うことはまた帰っておいでということ。ここは五本木一家。いつでも戻れる場所があること。いつでも笑いがあふれる場所があること。私はそれを「幸せ」と呼ぼう。
 今ここに本当に応援したい候補者がいます。4月22日に新たな「行ってらっしゃい」が言える日まで、今日も行ってきます。

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