衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2007年10月10日「ドンキースマイル」 渡辺智士

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「じゃあ、明日から事務所に来いよ!」
 これが私の手塚よしおとの出会いだった。
 ほんの数ヶ月前までクレープ&カフェの店長でしかなかった私が、国民新党目黒総支部長の下で、傭兵として戦いに臨んだのが今年の4月。それからわずか数ヵ月のうちに、民進党総支部長の下で働くことになるとは夢にも思わなかった。
 それまで食べ物を作って人に提供するしか能のなかった人間が、どうして政治なんかに関われるんだ…。心の片隅には、そんな気持ちがあった。
 しばらくの間は、知識と経験のなさゆえに手塚をはじめ事務所のメンバーに叱られる機会が多かった。今だからこそ言えるが、自ら望んで入った世界とはいえ、正直辞めようと思ったこともあった。そんな時、1年ほど前の自分の姿が脳裏に浮かんだ。
 当時、オープンしてから1年半を経過した私の店は売り上げが下がり続け、店を継続するかどうかの瀬戸際だった。私は、この窮地を乗り切るため、商品開発・販売企画の立ち上げ、外販など試行錯誤を繰り返した。が、その中でも一番効果があったのは、結局のところ「笑顔」だったように思う。決して風貌が良いとは言えない私が笑ったところで、どうということはないのだが、それで確実に私にお客さんがついてきてくれたことを思い出した。
 そうだ。私には、良い大学を卒業したとか、自分の親がどうだとかといったプライドはない。ここで失敗したからといって何だというのだ。駄目でもともと。
 とにかく落ち込むよりも笑うのが大事。そうすると自然に今やっていることに対して、もっと前向きに取り組めるようになるはず。自然に笑みがこぼれるようになった。ビラ配りをしていても、ポスター貼りで地域をまわっても、相手が笑ってくれるようになった。
 今はこの笑顔があるから、私はこの場に居られる。そして、気付いたことがある。自分にできることは笑顔の政治なんだと。そして、この事務所の中に、家族の中に、世の中に、笑顔を提供していきたいと。

秘書日記

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