衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2012年8月2日 外野席「がんばれ、ニッポン~しっかりしろよ!~」中村公太朗

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 4年に1度のスポーツの祭典が盛り上がっています。僕の周りでも睡眠不足が続出しており、連日のTVはほぼこの話題で持ちきりです。
 圧巻の金をはじめ、悔しい銀や嬉しい銅など、まさに悲喜こもごものドラマが日々展開をされていますから、にわかファンが増殖するのも激しく頷けるところです。
 そんな中で、個人的に日本勢の健闘以外にも注目しているのが各国首脳の動きです。オリンピック外交なる言葉もあるように、世界のリーダーたちが社交の場や交渉の場として、このビッグイベントに臨んでいるそうであります。
 そういえば「欧州最後の独裁者」と非難されるベラルーシのルカシェンコ大統領が観戦を拒否された、なんて報道もありましたね。いずれにしてもこの国際的な大舞台で国際政治は確実に動きを見せています。
「いや~、おたくの国は素晴らしい選手がいますね~。金メダル、コングラッチュレーション!!」
「サンキューベリーマッチ。でもおたくの選手だって惜しかったですね~」
「ハッハッハ、ところで共通の課題の・・・」
なんて会話が盛り上がってるかどうかは全く知るところではありませんが、そんなこともあるんでしょう。
 さて翻ってわが国は、ご存知の通り総理がオリンピック行きを断念しました。東京五輪招致に向けて、手塚補佐官の国際舞台での活躍に期待していただけに残念でした。
 参議院での社保税一体改革の審議が入ったからで、自民党が審議を優先させろと迫ったからとか、総理の開会式参加自体が政党間の交渉カードになったからとか、様々な話が出ていますが本当だとしたら何と国益を損ねることなんだろうと感じます。
 僕は総理は絶対にロンドンに行くべきだったと思いますし、国会は行かせるべきだったと思います。もちろん国内の重要課題が大事であることは言うまでもありませんが、総理を日本の代表として首脳外交の場に送り出すことは、国民と国会とメディアの果たすべき責任なんじゃないでしょうか。
 確かに昨今の状況を鑑みるに、仮にロンドンに行ってたら
「この大事なときにスポーツ観戦なんてしやがって!」
などと、国会では追及されメディアでは批判をされていただろうなと想像しますが、中での足の引っ張り合いに終始して気付いたら他国に相手にされなくなってましたなんてことにならないように、日本はもっと視野を広く持つべきだと強く思います。我々は、野田総理が海外で高く評価されていながら国内での評価がそこまではされていない状況を、もっと考え理解し国益のために有効活用していくべきだと思う今日この頃で、特に国民の代表である国会議員が政党間の思惑や自己の利益に固執するのではなく、国際的な将来を見据えたしっかりとした判断をして欲しいなと思っています。
 さて、そんな一面を併せ持つオリンピックもまだまだ注目競技が行われます。深夜や早朝までTVに噛り付く日が続くかと思いますが、日中の温度もロンドンの盛り上がりに比例して上がっているかのようです。熱中症や日射病で運ばれる方が例年以上のペースだとの報道もありますので、あまり無理をせずに、くれぐれも暑さ対策は抜かりのないようにお願いします。
 それでは暑い日と熱い夜を快適にお過ごし下さい!

内野席・外野席

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