衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2012年11月12日「まつりごと」渡辺智士

 2012年11月12日、4年に1度のお祭りでもあるアメリカ大統領選挙は、オバマ大統領の再選で幕を閉じました。日本の新聞、テレビも今回のお祭りを、軒並み1面トップで扱いました。報道に触れて、はじめて知ったのは、アメリカでは投票日当日でも選挙運動ができるということと、民主・共和両陣営が合わせて、約5000億円にものぼる広告費用を投じた選挙戦だったということでした。
 とりわけ加熱するテレビやラジオでの両陣営の中傷合戦は、動画サイトで1400万再生を超えた4歳の少女が話すように、正直どちらの候補でもよいというのが国民の本音なのかもしれません。
 オバマ大統領といえば、4年前の『yes, we can』や『change』といった気持ちや決意の表れととれる言葉を多用した勝利演説を思い出します。では、今回はどうだったのでしょうか。
 『Work』『forward』『job』。今回はアメリカの未来のために働いて行くという、彼の責任感が強く出ているように感じました。演説は『I believe we can』とういう言葉でしめくられます。この言葉は、アメリカのみならず日本の民進党の関係者の心を勇気づけたに違いありません。 
 政治をお祭りだと考えるのはアメリカだけではありません。日本でも昔から政治のことを「政(まつりごと)」と言います。やはり、「祭り」が語源のようで、昔は祭祀の主宰者と政治の権力者が同一人物で有ったことから、現在でも使われているようです。そう考えてみると、今でも自分の住んでいる地域のみならず、自分の選挙区のさまざまな地域のお祭りに顔を出しては、神輿を担ぐことが政治家の仕事だと勘違いしている先生方が多いのも、納得できます(笑)。
 では、「まつり」の部分は理解できたとして、「ごと」というのはどこからきているのでしょうか。ひらがなで「○○ごと」という言葉を思い浮かべてみると、「おままごと」や「鬼ごと」など、子どもの遊びに用いられている言葉が多く存在します。広辞林をひけば「鬼ごと」と「鬼ごっこ」は同義語とのこと。とすれば、「まつりごと」は「まつりごっこ」ともとれます。そもそも、「ごっこ」というのは、子どもが大人の真似をする遊びです。お医者さんごっこ、チャンバラごっこ然り、尊敬される職業が模倣される傾向にあります。
 最近の政治家の動きを見ていると、政治家であり続けたいがために、また自分の立場を守りたいがために、新党を立ち上げてみたり、国民的人気のある方の団体に移籍してみたり、理念や思想とはかけはなれた方々が多いのが現実です。これでは子どもたちからの尊敬は得られず、「政治家ごっこ」という遊びがないのも頷けます。
 『I believe we can』。私たちに残されている時間は多くはありません。出来ることはすべてやる。将来にツケを残さない。野田さんには「ごっこ」ではない「まつりごと」を、ブレることなく、決断し続けていただきたいと思います。その先には、子どもたちの「政治家ごっこ」という遊びがあると僕は信じて止みません。

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