衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2011年10月31日「さんま祭り秘話」西崎翔

 こんにちは。手塚事務所のオルフェーヴルこと西崎です。といっても、圧倒的な強さで史上7頭目のクラシック三冠を達成した名馬とは比べられる訳もなく、今の私が群を抜いているのは、超大学級エースの獲得に失敗したドラフト後の憂鬱感ぐらいでしょうか。世間でも事務所でも四面楚歌状態で、なんとも肩身の狭い限りです。
 さて一方で、誰もが歓喜したのが、この秋も例年通り開催された目黒のさんま祭りです。毎年さんまを提供してくれていた気仙沼市は、東日本大震災で受けた甚大な被害を乗り越え、港を復旧させ、今年も5000尾以上の見事なさんまを携え、大型バス3台もの大軍を引き連れて目黒までやって来てくれました。
 手塚も毎年欠かさず訪れているこのイベントですが、今回は、友好都市である気仙沼市を応援したいという思いもあり、秘書陣から渡辺と私がボランティアスタッフとしてお手伝いをすることになりました。私の担当は「さんま焼き隊」。読んで字の如く、大量のさんまを炭火で焼く係です。気仙沼にボランティア活動に行った経験もあったため思い入れも強く、喜び勇んで当日を迎えました。
 しかし、「焼き隊は脱落者が出るほど厳しい」「当日着た服は全て廃棄する運命になる」といった前評判通り、これが本当に大変。さんま焼き台の前は高温サウナ顔負けの灼熱、脂の乗ったさんまからは目を開けるのも困難なほどの煙、そして炭から次々と上がる炎を霧吹きで抑えるため、一瞬たりとも気を抜くことが出来ません。ほとんど自分が焼かれているも同然の状態で、たい焼き君が逃げ出したくなった気持ちが非常によく分かります。
 そんな過酷な環境ですから、現場では「15分焼いたら交代して30分休憩」というローテーションが成立しており、それに則って作業を進めていたのですが、ある休憩時に渡辺秘書から密告が。
「あと10分で手塚さんと蓮舫さんが来るぞ!」
 二人が様子を見に来た時に、まさか後ろでお茶を飲んで休んでいる姿を見せられる訳もなく、すかさず
「私に焼かせて下さい!」
と出陣志願。かくしてローテーション破りの焼き作業に入ると、密告通りすぐに、心当たりのある人だかりが接近。煙でかすむ目をこらすと、手を振ってくれている蓮舫大臣と、その横で
「西崎、死ぬ気で焼け!」
と檄を飛ばす手塚。ずっと焼き続けていたら本当に死ぬかもしれないと思いつつも、
「はい!」
と威勢よく返し、手塚事務所の体育会系風土の健在ぶりを発揮したのでした。
 そんな隠れたエピソードもあったさんま祭りですが、終了後の懇親会で気仙沼の方々から感じたこと。それは、彼らが「国に何とか助けて欲しい」とは思っていないこと。そうではなく、「自分たちの力で東北を復興させていくんだ」という強い意志をひしひしと感じさせるのです。
 この臨時国会では、第3次補正予算とその財源が一つの大きなテーマとなっています。もちろん、国による支援を疎かにしてはなりませんが、いちばん重要なのは、被災地が国に依存する構図を作り出さないように、彼らの背中を押してあげることではないでしょうか。「希望の種」は彼ら自身であり、政治にできるのは、それらが育っていくサポートをしてあげること。被災地で咲いた「希望の花」の輝きが日本中を満たすその日まで、いま私たちに出来ること、目の前の責任をしっかりと果たしていこうと思います。

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