衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2009年10月13日「戦の余韻」渡辺智士

「久しぶりだなあ。」
「お前、最近なにしてんの?」
 三十路ともなると結婚式が多くなる。昔はバカをやっていた連中でも、いい加減に落ち着こうと、次から次へとまとまりはじめる。そんな集まりの際、出るのがこの会話。こちらが今の自分の状態を伝えると、驚きつつも、決まってこう返してくる。
「お前が? まじでえ? やっぱ、選挙って大変なんだろ?」
 夏の1ヵ月のことが脳裏をよぎる。普段は夜の7時ともなれば消えてしまう事務所の明かりも、日付が変わっても煌々と五本木の街を照らし続け、夕方の駅頭立ちが終われば帰庫する愛車のエブリも、深夜になってもけたたましいエンジン音をあげながら選挙区を縦横無尽に駆け巡り、いつもお世話になっている事務所の行き付けの居酒屋にも僕らの姿は無かった。
 そんな苦労しか頭のなかには無いのとは裏腹に、僕の口から発された言葉は意外なものだった。
「そりゃ、大変に決まってんだろ。けど、めちゃくちゃ楽しかったよ」
 学生時代、決して偏差値も高くなく、素行も決して良くない僕らがすることといえば、朝まで酒を飲みながら騒ぐことと、年に数回、仲間が集まりイベントをすることくらい。今思えばなんであんなに打ち込んでいたいたのかわからない。
 けれど、そこが自分たちの居場所であると信じ、真剣に話し合い、真剣にケンカし、睡眠時間を削った。そうして得る充実感や達成感という言葉では表現しきれない感情は心に深く焼きつくとともに、きっともうこの感情は手にすることはないと思っていた。
 でも、あった。今回の選挙にはそれがあった。政治の世界において、あまりにも若すぎる戦闘集団は浅い経験の不安からか、それとも精神的に追い込まれていたせいなのか、はたまた自分の負っている重圧から逃れようとしてなのか、日々意見の衝突は起こり、時にそれは大声を上げながらのケンカに発展した。それでも、最後には酒を飲み、会社の有休をとって選対にカムバックした大平元秘書のモノマネで盛り上がれば、嫌なことは忘れ、次の日には事務所に笑顔があった。
 それは「手塚よしおの再起」という大目標を意識共有した仲間だったからだと思う。
 そして、歓喜の瞬間。万歳をすることさえ忘れ、放心状態であった僕の体にあの感情が戻ってきた。もう、二度と手にすることはないと思っていたものが…。
 この度、手塚が4年ぶりに国政復帰を果たさせて頂きました。と同時に、私も公設秘書という大役を与えていただきました。表向きには「高卒秘書から公設秘書へ」なんて、おちゃらけてはおりますが、内心ではプレッシャーに押しつぶされそうです。それでも、あの得も言われぬ感情を胸に、自分自身への不安を掻き消すため、またエブリで選挙区を走りはじめます。
 最後に、この選挙の屋台骨として、ボランティアで戦ってくれた学生のみんな、君たちにホントの意味で
「渡辺さん『青葉台のヌシ』になりましたね」
と言わせるよう、地元事務所の責任者として、日々努力していきます。みんなもそれぞれの道をしっかりと歩んでいってください。感謝してます。かけがえの無い時間をありがとう。
 そして、これからの手塚よしおの活躍に期待してください。

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