衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2005年5月2日 「国会見学担当」名和久美子

 手塚よしお事務所に入って早4ヶ月。この間、伊藤悠区議のアシスタント役として5回もの国会見学に同行することで新米秘書の修行を積んできた私ですが、遂に単独ガイドデビューの日がやってきました。しかも最初から超A難度です。なんと米国国務省日本語研修所からお客様を招いての国会見学なのです。なにせ初の単独ガイドなのに外国からのお客様です。中村秘書からも
「ちゃんと英語でガイドするんだよ」
と言われ、
「またまたぁ」
と冗談だと受け流す私は、
「本当だってば」
と返す中村秘書の真顔と広い額に凍りつきました。
 これは…どうすれば良いのか…?
 英語が話せないことは今さ一夜漬けどうにかなるものではありませんが、単語なら付け焼き刃でも役に立つかもしれないと思い、埃のかぶった和英辞書を見ながらの学習が始まりました。Committee(委員会)、a plenary session(本会議)、party(党)…etc。
 そして当日、通常の国会見学と違って、まず代議士と米国国務省の皆様との懇談がありました。用意した会議室で繰り広げられた熱心な議論を聞いていると郵政民営化や日中関係など時事問題の質問もあり、海外からの関心の高さを窺い知ることができました。
 そしていよいよ議事堂案内のスタートです。ドキドキしながら案内をする中で最も皆さんの興味を惹いていたのは御休所。この部屋はかつて天皇陛下がお休みになられる場所として作られた国会議事堂建設費用の10分の1もがかけられた部屋です。4階建ての国会議事堂の中で3階部分に位置しています。
 ここへ来ると必ずトイレにまつわるお話をします。「昭和11年、1936年に完成したこの建物は時代背景からもおわかりいただけると思いますが、天皇陛下に、あ、エンペラーにですね、お尻を向けてはならないと、4階部分にはトイレは作られなかったのです。日々働いている職員の方にとっては、大変不便なことでしょう」
と自分が知っている英単語を使っての必死の説明です。当時の日本らしいエピソードに関心を持っていただけた様子に私なりに満足し、次の場所へ移動しようとしました。すると、一人の方がすぐそばに立てられていた案内板を見てなんと
「サンカンケイロ(参観経路)」
と呟いたのです!日本語で多少コミュニケーションが取れることは気がついていましたが、まさか漢字まで読めるとは!
 中村秘書に完全に騙されていたことを悟り、時折英単語を交えつつ英語も分かるふりをしている、英語が出来ない日本人になっていた自分を思い出すと恥ずかしくなってしまいました。
 何はともあれ、国会見学は無事終了しましたが、今回感じたのは日本の方と外国の方では案内をしていて興味を持って下さるポイントが異なるということでした。今までの国会見学では、建物・美術品の価値等について興味を持って下さる方が多かったのですが、今回は国会での習わしやセキュリティについて特に興味を持って下さっていたようです。
 今回はやっとのことでの成功でしたが、
「名和さんがガイドするの?」
と少々不安げだった代議士に、一日も早く安心していただけるよう、もっともっと頑張ります!まずはきちんとした日本語で…。

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