衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2012年12月3日 内野席「官邸秘話。消費税はこうして決まった」伊藤悠

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「子どもが生まれて変わったよ」
 強気一辺倒だった手塚さんが、力の抜けた声で、人生観に触れたのは、2~3年前のことだったでしょうか。41歳で初めての子どもを授かった手塚さんにとって、5歳になる息子は天からの賜りもの。
「自分の命に代えても、守りたい」と言わせる存在でした。
 トミカ博覧会が開かれてると聞けば、幕張まで行き、パンダがいると聞けば、和歌山まで連れて行く。今までとは明らかに違うライフスタイルが、手塚さんの日程からも読み取れ、微笑ましさを覚えました。
 子どもの誕生によって、変わったのはライフスタイルだけではなかったように思います。
 例えば、原発について、あるいは、財政についても、今までとは違った視点を持ったのではないでしょうか。それは政策が変わったというよりも、政策の見方が、長くなったという方が正確かもしれません。自分の寿命に加えて、子どもの寿命、さらには孫の寿命まで考えて政策を見つめてみると、今までとは違った覚悟が生まれ、政治への責任が増したはずです。
 こんな会話が思い出されました。それは、消費税について、手塚さんに野田さんの心境を聞いた時の会話です。
「本当に消費税はやるんですか? 相当な抵抗があると思いますけど…」
「悠ねえ、子どものために、親ができるのは、借金を残さないことなんじゃないの。野田さんは、財務大臣の時にヨーロッパに行って、ギリシャの惨状を目の当たりにしたんだな。俺もその話を野田さんから聞いたけど、年金が3割カットされたり、若者が失業であふれている話は、深刻で、話しぶりからも、野田さんの決意が伺えたよ。子どものために、ツケを残さない政治にしようと」
 もちろん、官邸では何度も議論があったことでしょう。
 増税をして選挙に勝てるのか? 党内の分裂は避けられるのか?
「選挙前に増税をすることの苦難は、俺も総理も、最初から覚悟していたよ。野田さんとも何度も官邸で議論したけど、最後に言うんだよ。『ヨッシーさぁ、次の選挙より、次の世代のことを考えようよ』ってね。『ずっと棚上げしてきたんだろ、自民党が』その時、ストンと腑に落ちたんだよな。子どものことが頭に浮かんでさ、そうだ、誰かが覚悟を決めないと、政治は動かないんだって」
 そこからの総理のゆるぎない姿勢は誰もが知るところです。
「野田さんは僅か105票差で落選した経験があるし、俺も落選経験があるから、わかるんだよ。選挙は怖いさ。落ちたくないけどさ、誰かがやらなくちゃいけない決断があるんじゃない。それは本当に子どもが生まれてから、俺も変わったよ」
 次の選挙よりも、次の世代を考えよう、野田さんと手塚さんのゆるぎない信念は次の世代のためにあったようです。
「もちろん、民主党は反省をしなくちゃいけないけれど、誰もやりたがらない仕事を、最後までやり遂げたことだけは、しっかり伝えたい。伝われば、きっと国民は理解してくれるはずだ」と、願うような表情で手塚さんは語りました。
 願いは届くでしょうか。もうすぐ、この審判は下ります。
 私は、審判がどんな結果であったとしても、いつか必ず、私たちの子どもたちが「あの時、野田さんと手塚さんが覚悟の決断をしてくれてよかった」と評価してくれる日が来ると信じています。
 次の世代のために、私たちは、今日もマイクを握って、訴えていきます。

内野席・外野席

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