衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2010年5月6日 内野席「後継者」松田哲也

「走りながら何度も泣きそうになった。こんなに沿道から声援をもらって」
 今年の箱根駅伝、不祥事に揺れ出場さえ危ぶまれた東洋大の柏原竜二はレース後のインタビューで自らの記録よりただ感謝の言葉を繰り返した。
 1位の早大から遅れること5分。7位でタスキを受けた彼は小田原から箱根のゴールまで900mもの山を異次元のスピードで駆け上がり、6人を次から次にごぼう抜き、さらに2位に4分の大差をつけてチームを逆転優勝に導いた。天下の険で柏原は「山の神」になった。
 駅伝に限らず例えば野球もチームプレー。継投やラインナップが勝負を左右する。先日、区議会対抗野球大会が開かれたが、民進党の富士見区議は1人で3試合を投げ抜いた。満身創痍で目黒区議会は敗戦。あとを継ぐ投手はいなかった。
 土屋区議もグランドに来るには来たがユニホーム姿ではなく大きなお腹にいつものウェストポーチ姿でベンチにドーン。ポーチ県出身・高砂部屋・肉ザイル幹事長は議会外では頼りにならなかった。そうそう。土屋さんの後を継ぐ区議会の幹事長もそろそろ決めなきゃいけなかったんだ。
 チベットの最高指導者「ダライ・ラマ」の後継者は、高僧らが様々なお告げを頼りに国中を歩き廻り、生まれ変わりの子どもを探し出し決めるという。この「輪廻転生制度」は14代500年の長きにわたり守られてきた独特の文化だ。しかし昨今、中国政府の強い干渉によりこの制度の存続も大きく揺れ動いている。その是非はともかく、いつの時代もどの国もどんな組織も後継者選びには腐心する。次の時代はそれによって決まるから。
 さて昨年政権交代を果たした鳩山政権と小沢民進党は、いま大ブレーキがかかったまま参院選を迎えようとしている。2010年の政治はこの先どう転じていくのだろう。街は大型連休。初夏の陽気に誘われて行楽地に出かける人たちのニュースを見ながら、窓を開けて中天高く懸かる月に願いをかけた。前の選手が崩れても次の選手がきっと取り返す。国民から託されたタスキがタイムアップで途切れる前に。新春の箱根5区を駆け抜けた柏原とこの国の次のリーダーを重ね合わせながら。

内野席・外野席

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