衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2010年1月5日 内野席「正月気分」松田哲也

「みょうばんは何処ですか?」
 年老いた母は年の瀬イトーヨーカドーの店員にそう聞いた。お節の材料を買いそろえる為に。
「ミヨウバン‥?マッテクダサイ。山下サーン」
 王さんと書かれた名札の主は近くにいた若い日本の店員に聞いた。が、わからなかった。
 みょうばんは何でも茄子や甘露煮の煮崩れや色落ちを防ぐ為に使うらしい。
「蓮根はどこですか?」
「八つ頭はどこですか?」
「昆布巻きはどこですか?」
「数の子はどこですか?」
 根がかなりふざけてる母は、敬愛する必殺仕分け人・蓮舫さんをマネてその後も矢継ぎ早に問いかけた。
「てつや。蓮根は穴が空いてるから将来の見通しが開けるように、八頭は親芋の周りに子芋が成長押して一塊になるから子孫繁栄を願って、昆布は子生だから子どもが生まれるように、数の子は子宝に恵まれるように頂くんだ。頑張れ。」
 自分には全く縁の無い講釈ばかり並べられた。
「トラストミー」
とだけ返した。
「世界1番じゃなきゃだめですか?」
「2番じゃだめですか?」
「海は死にますか?(さだ)」
「山は死にますか?(まさし)」
「元気ですかあー?(猪木)」
 激動の1年を終え、家に帰ってTVを付けると爆笑問題が蓮舫さんのマネをしていた。事業仕分けの手法に対しては批判もあった。科学技術費の削減についても。しかしNHKが当の全国の大学や科学者にアンケート調査をしたところ60%以上がドンブリ勘定で多額の予算が付きすぎだと回答している。
 この国に初めて議会というものが開かれたのは1890年。だがそれより5年早く1885年に官僚機構が整備され官僚統治の優位性は決定付けられていた。早稲田大学を創立した大隈重信老公は1898年日本初の政党内閣を誕生させ政治主導で官僚と対峙した。しかし志半ばにして倒れる。
 あれから120年「政」と「官」の攻防はまだ続いている。そこに誕生した民進党政権。そこに登場した蓮舫参議院議員。必ずやその戦いに終止符を打ってくれるだろう。事業仕分けから仕掛けへ。蓮舫さんに続けと今年から政府の国家戦略局戦略官に任命される手塚さん。
 民進党の成長戦略に対してはエコノミストが結局再分配だとか社会主義的だとか云々カンヌンしている。しかしマイケルムーア監督は新作『キャピタリズム』の中で
「16世紀に誕生した資本主義と19世紀に台頭した社会主義の対比や固執、それだけの議論はもういい。21世紀だぜ」
としなやかに叫んでいる。
 歴史を遡れば江戸時代は信長・秀吉と続いた拡大路線の否定から生まれた。限界を知り節度や配慮を持って向き合う社会を作った。学者の小手先の成長戦略ではない国家戦略を、いよいよ満を持して官邸に入る手塚さんは描き示してくれるだろう。

内野席・外野席

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