衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2007年2月19日 内野席「情報戦」伊藤悠

 政治とは政局にあり、政局とは情報戦だとつくづく思う。30歳の若手議員としてはさわやかに、
「政治とは政策だ」
と言い切りたいところだけれど、実際は全く違う。
 どんな質問をするかよりも、誰を質問に立てるか、その権限を持つことの方がよほど政治的影響が大きいことは言うまでもない。政局とは一種の地殻変動期で、その影響行使者が変動する時期を指す。
 都知事選挙まであと1ヶ月。今まさにその時期を迎えている。これは単に勝ち負けが問題なのではなく、誰が、どういう形で、候補者を擁立するのか、その部分にその後の政治影響力が決まってくるから、皆が必死に状況を探ろうとする。
 その候補者は誰がどんはルートで、どのようにして口説いたのか?それをキャッチしないと、自分と候補者の距離感すらつかめず、モジモジしていることになる。逆に、情報を素早くキャッチしておけば、自分に不利益な状況を遠ざける戦略も立てられる。 
 時に、大事な候補者選びの真っ最中に、その候補者名が新聞紙面にスクープされることがあるが、あの多くは「不都合」と感じた人物による「リーク」で、民進党の将来などはおかまいなしの記者がそれに飛びついた結果だ。
「新聞紙面に書けることなんて、知っている話の1割くらいですよ」
と言った記者がいたが、今では頷けるほど記者の情報は膨大で、かつ不正確だ。この時期は、それほど未確認情報が飛び交っている。
「記者の能力は原稿を書く文章能力よりも、真偽が混ざっている情報の中から、正しい情報を選別できる能力にかかっている」
と言った人がいたが、これも本当だ。
 そして、さらに加えるならば、議員の能力とは
「政策を作り上げる能力以上に、政局でいかに情報の出し入れが出来るかにかかっている」
といえる。
 どの記者にどの情報を伝えるか、記者との信頼関係を作り上げれば、誰よりも早い情報を手に入れられるし、これを誤れば、自分で自分の首を絞めることになる。そうやって議員同士の信頼を失っていった人をこれまでも見て来た。
 誤るなかれ、奢れるなかれ。そして、情報戦に負けるなかれ。あと1ヶ月。記者も議員も寝苦しい日々が続く。

内野席・外野席

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