衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2003年10月15日 内野席「総選挙を迎え」伊藤悠

 9月号では総裁選挙について触れましたが、10月はいよいよ総選挙です。
 一字違いの言葉でも、総裁選挙は自民党の党内選挙、総選挙は衆議院議員選挙のことですから、内容は全く違います。内容に伴って、具体的に一番大きな違いは、公職選挙法があるかないかという点です。総選挙で有権者にお金を配って歩けば、逮捕→起訴→有罪確定→議員資格剥奪になるのに対して、総裁選挙では、仮に総裁候補者が派閥の1年生議員に100万円を渡しても、逮捕されることもなければ、当選無効になることもありません。
 永田町では、よく総裁選挙で数十億円が動くと言われていますが、そもそも無法地帯な上に、もっともお金に目が無い集団の綱引きなのですから、当たり前です。
 そこで、思い出すのが1年前の民進党代表選挙。手塚さんが応援していたのが当時役職無しの野田佳彦代議士(現国対委員長)でした。菅、鳩山の二枚看板に挟まれながらの立候補は、若手の反乱とも、無謀な戦いとも報道されましたが、最も無謀だったのは、資金ゼロでの立候補だったかもしれません。ゼロと言うのはもちろんオーバーですが、代表選挙には、事務所、事務員、ポスター、ビラ、会場費、航空費、ホテル滞在費などなど応援してくれる議員の分まで面倒を見ることになりますから、「億」を覚悟する資金力が問われます。
 ところが、「政治資金パーティーは苦手でやったことがありません。」と大きな背中を丸める野田さんに「億を覚悟」と言える議員もなく、「それでは応援議員の我々で資金を出し合いましょう」という、おそらくは公党の代表選挙としては歴史上例を見ない「持ち出し選挙」が行われたんではないかと思います。
 さて、話は戻って、総選挙です。昔は「6当5落」と言われたこともあるそうです。「6億で当選、5億円では残念でした。ちょっとケチっちゃったね当選しません」という意味だそうです。
 たしかに地方で聞いた話、「昔は選挙事務所に行くと、おにぎりの中から夏目さんがご挨拶してくれたもんだよ。うちの代議士がお世話になりますってな」というのもありました。ラップで千円札をくるんだものをおにぎりの具にして選挙事務所で出していた時代があると言いたかったのでしょう。時代が変われば、具無しのおにぎりさえ選挙違反になります。
 候補者が山売って、議席を買う時代は終わりました。
 総裁選挙も総選挙も、「私が出してあげましょう」の持ち出し選挙が望ましいですね。
 ん?なんだかこのあと振込先が記載されていそうな雰囲気になってきましたが、「内野席」ですから、お許しください。

内野席・外野席

内野席・外野席

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